hiroki.nakatani
2025年4月6日 8時37分
2025年3月25日 18時52分
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製品型番:Armadillo-IoT A6E
Debian/ABOSバージョン:3.21.3-at.1
カーネルバージョン:2020.4-at.25
3G/LTE モジュール情報 (Debianのみ):
その他:
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量産機を今後長期稼働予定です。
定期的にABOSやコンテナ(NodeRED)のアップデートが自動でされていくのですが、機能障害が発生しないか懸念があります。
①定期アップデートの詳細はどこかのURLで事前に公開されてますか
②アットマークテクノ様として、どこまでの定期アップデートを推奨してますか。理由とともに教えてください。
③ユーザー企業様ではどのようなアップデート運用が多いですか。(自動アップデートはしておらず、定期的に手動アップデートしている、コンテナはアップデートしないなど)
④自動アップデートをやめてリモートで手動アップデートに切り替える手順を教えていただけないでしょうか。
コメント
at_dominique.m…
hiroki.nakataniさん
お世話になっています、
マルティネです。
> ①定期アップデートの詳細はどこかのURLで事前に公開されてますか
事前には公開してません。
アップデート公開と同時にニュースも公開しますが、タイミングは同時なので、事前に確認するのは難しいと思います(SWUファイル等をアップロードした直後にニュースも公開します)
(ニューズのURLはこちらです: https://armadillo.atmark-techno.com/news/software-updates また、通知設定ではメールも受信するように設定できると思います)
公開自体は基本的に金曜日以外の平日の午後(決まりはないですが過去のリリースでは14時〜17時が多い)ですので、自動アップデートのスケジュールを夜中や月曜日の朝などに設定していただければ確認する時間は設けれますが、心配でしたら弊社の推奨としてはArmadillo Twinサービスなどでタイミングを完全にコントロールできるようにした方がいいかもしれません(それでしたら一台で試してから他の個体もまとめて更新できます)
Twinを利用したくない場合は「テスト機」以外のArmadilloを自分のサーバーのURLで更新させて、そのサーバーのファイルを自分のタイミングに設置するなども考えれます。
> ②アットマークテクノ様として、どこまでの定期アップデートを推奨してますか。理由とともに教えてください。
アップデートなかった場合はアップデートをすべてダウンロードせずにすぐにやめるようにできてますので、毎日か毎週にアップデートをするといいです。
今の swupdate の実装ではその「すぐに」でも2MB程度までダウンロードしていますので、データ量の心配で mkswu --init 時のデフォルトを週一回にしています。
> ③ユーザー企業様ではどのようなアップデート運用が多いですか。(自動アップデートはしておらず、定期的に手動アップデートしている、コンテナはアップデートしないなど)
すみません、サーバーログ等の解析は行ってませんので実際にどこまで有効されてるのは把握してません。
話を聞く限りでは色々あります(USBだけで更新する企業もいれば、別の方法でイメージを管理する企業も直接に自動アップデートを行ってる企業もあります…)が、node-red を利用する企業は少ない印象ですので、コンテナの方の更新は別です。
コンテナについても情報は少ないですが、 github action で自動的にイメージをビルドするデモプロジェクトを初期の頃に作っていてそちらを参考にして自動アップデートを実施している企業もいるそうです: https://github.com/martinetd/G4_container_updater
(逆に、あまりアップデートのことを考えてなさそうな企業もいらっしゃいますが、今どきはセキュリティが重視されていますのでネットワーク接続がある場合はなにかの方法で自動アップデートを実施した方がいいと考えています)
> ④自動アップデートをやめてリモートで手動アップデートに切り替える手順を教えていただけないでしょうか。
自動アップデートは以下の3つのファイルで設定を行っています:
* /etc/runlevels/default/swupdate-url
(rc-update add swupdate-url default
で作るリンク)
* /etc/conf.d/swupdate-url
にはアップデートのタイミングが記載されてます(ない場合は毎日の設定)
* /etc/swupate.watch
には自動アップデートや「abos-ctrl update
」を実行する際にアクセスするURLの設定があります。順番に試されています。
自動アップデートが不要になった場合は「persist_file -d /etc/runlevels/default/swupdate-url
」で自動起動を無効化して「rc-service swupdate-url stop
」で停止してください。
> ⑤デフォルト設定では、どの範囲まで定期アップデート対象となりますか。また、デフォルトで手動アップデートが必要なものはありますか。
現状では自動アップデートが無効になっています(そのデフォルトを今後変更するかもしれませんが、ABOSを更新して勝手に有効されることはありません)
mkswu --init で自分の証明書を登録する際に有効化するかどうかの質問があって、それを了承するとデフォルトが週一回になります。
BaseOS/プリインストールコンテナを armadillo.atmark-techno.com サーバーから自動アップデートしますか? (N/y) y アップデートの頻度を指定してください ([weekly]/daily)
よろしくおねがいします
hiroki.nakatani
2025年4月6日 8時40分
追加で失礼します。
⑤デフォルト設定では、どの範囲まで定期アップデート対象となりますか。また、デフォルトで手動アップデートが必要なものはありますか。