hiroki.nakatani
2025年4月8日 15時16分
==========
製品型番:Armadillo-IoT A6E
Debian/ABOSバージョン:3.21.3-at.1
カーネルバージョン:2020.4-at.25
3G/LTE モジュール情報 (Debianのみ):
その他:
==========
Node-REDをパスワード認証するように設定し、永続化したいです。
どのように設定すればよいか教えていただけないでしょうか。
コメント
hiroki.nakatani
at_reika.yamazaki
2025年4月8日 17時33分
お世話になっております。山崎です。
Node-RED のパスワード設定については以下に記載があります。
■ Node-RED セキュリティ
https://nodered.jp/docs/user-guide/runtime/securing-node-red
パスワード認証をしたいということなので、この内容の「ユーザ名/パスワードによる認証」の章が近いのではと思います。
こちらのやり方をご紹介します。
1. Node-RED コンテナでユーザ名/パスワードによる認証を有効にする方法について
ユーザ名/パスワードによる認証を有効にするには設定ファイルを変更する必要があります。
設定ファイルは Armadillo の以下にあります。
/var/app/rollback/volumes/node-red/root/.node-red/settings.js
設定ファイル内の adminAuth の内容のコメントアウトを外して保存してください。
そのあと、Node-RED コンテナを再起動してください。
Node-RED にアクセスすると、ユーザ名とパスワードを求められると思います。
デフォルトではユーザ名 admin、パスワード password でログイン可能です。
また、任意のユーザ、パスワードを設定可能です。
書き方については admin の行等をご確認ください。
パスワードを変更する場合は、パスワードに対応するハッシュ値が必要です。
ハッシュ値の取得には bcryptjs を使用するためインストールする必要があります。
node-red コンテナにアタッチ後、以下でパスワードのハッシュ値を取得できます。
生成されたハッシュ値を設定ファイルに張り付けてご使用ください。
また、インストールした bcryptjs はデフォルトだと、root 直下にインストールされるため以下にあると思います。
/var/app/rollback/volumes/node-red/root/node_modules/bcryptjs
上記フォルダは不要になりましたら削除してください。
2. 設定の永続化について
設定ファイルは /var/app/rollback/volumes/ 配下にあるため保持されます。
Node-RED コンテナがアップデートしても残り続けます。
以上、参考になりましたら幸いです。
何かご不明な点がございましたら仰ってください。
どうぞよろしくお願いいたします。