Armadilloフォーラム

CP210Xを使用しているUSBシリアル通信が上手くいかない

wit_akaiwa

2025年5月27日 11時46分

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製品型番:AGX3140-D20Z
Debian/ABOSバージョン:Debian GNU/Linux 12 (bookworm)
カーネルバージョン:Linux armadillo 6.1.126-at13
3G/LTE モジュール情報 (Debianのみ):
その他:
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お世話になります。

armadillo-IoT G3でCP210Xを使用しているUSBシリアル通信で
送受信が上手くいきません。

Bluetoothと競合しているのではないかと推測しています。

過去の記事にて「apt remove brcm-patchram-plus」で対応との記事がありましたが、
Bluetoothが使えなくなるのでは?と思い、試していません。
/lib/udev/rules.d/77-ap6275p.rulesを削除するとシリアル通信は出来るようになり、
Bluetoothの通信でエラーが出るようになりました。

↓参照した記事
https://armadillo.atmark-techno.com/forum/armadillo/16663

Bluetoothの通信とUSBシリアルの通信どちらも使いたいのですが、
良い方法はありますでしょうか?

コメント

溝渕です。

> Bluetoothの通信とUSBシリアルの通信どちらも使いたいのですが、
> 良い方法はありますでしょうか?

udevのruleに、
DEVPATH=="/devices/platform/soc/30800000.bus/30b30000.usb/ci_hdrc.1/usb2/2-1/2-1.3*"
を追加してみてください。

追加後は次のようになります。

[armadillo]# cat /lib/udev/rules.d/77-ap6275p.rules
ACTION=="add", SUBSYSTEM=="tty", DEVPATH=="/devices/platform/soc/30800000.bus/30b30000.usb/ci_hdrc.1/usb2/2-1/2-1.3*", ATTRS{idVendor}=="10c4", ATTRS{idProduct}=="ea60", TAG+="systemd", ENV{SYSTEMD_WANTS}+="brcm_patchram_plus@$name.service"

このruleは、WPEB-265AXI(BT) [B33]のBT機能向けのものなのですが、同一チップ(CP210X)のデバイス全てに影響してしまうという問題があります。

今回の対策は、WPEB-265AXI(BT) [B33]のバスを指定して、BT機能の初期化を行うものです。