t_matsuyama
2025年10月2日 15時32分
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製品型番:①AG6223-C01D0、②AG6243-C01Z
Debian/ABOSバージョン:①3.21.3-at7、②3.22.1-at.5
カーネルバージョン:
3G/LTE モジュール情報 (Debianのみ):
その他:
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① Armadillo A6E Cat.M1モデル及び② Armadillo A6E Cat.1bisモデル用のソフトウェアが動作停止しないように、
一定時間でウォッチドッグタイマが作動するようソフトを書き換えて動作確認をしております。
①のうち数台は遠方に設置しており、詳細な動作状態がわからないのですが、
サーバへ送られてくるデータのログを見ると、ウォッチドッグタイマが動作したように見えるログになっていました。
(一定時間データが送られず、一定時間経過してからデータが送られてくる)
遠方に設置している①のソフトウェアで動作停止が発生したのか、発生した原因は何か調査するために、
ウォッチドッグタイマの動作確認方法について2点ほどお聞きしたいです。
(※将来②へ移行予定なので、①と②で確認方法が異なる場合は、回答を分けて頂けるとありがたいです。)
質問1.①、②のウォッチドッグタイマが動作したことをソフトウェアやABOSから調べる方法はございますか?
質問2.質問1が可能な場合、動作した時刻や動作停止した箇所等、
原因調査の手掛かりになる情報をソフトウェアやABOSから調べることはできますか?
ご回答よろしくお願い致します。
コメント
t_matsuyama
マルティネ様
ご回答ありがとうございます。
ウォッチドッグタイマの動作に関する情報は掴むことができないのですね。
ちなみに、
ウォッチドッグタイマ以外の要因による再起動のログは/var/at-log/atlogに記載されず
記載されるパターンは"ウォッチドッグタイマの作動"または"電源切断"の2パターンのみということでいいでしょうか?
(電源切断をすることはあまりなく、ヒントにできるかもしれないので確認したく。)
また、コンテナアプリから最新の/var/at-log/atlogを取得することはできますか?
お手数をおかけしますが、ご回答いただけると幸いです。
at_dominique.m…
マルティネです
> ウォッチドッグタイマ以外の要因による再起動のログは/var/at-log/atlogに記載されず
> 記載されるパターンは"ウォッチドッグタイマの作動"または"電源切断"の2パターンのみということでいいでしょうか?
> (電源切断をすることはあまりなく、ヒントにできるかもしれないので確認したく。)
atlog に記載されているのは「ファイルシステムを umount せずに再起動した」の情報ですので、
原因は watchdog、電源切断の他に kernel panic 等の不具合もあります。
kernel panic の場合は netconsole で情報を取得することはできるかもしれませ。
> また、コンテナアプリから最新の/var/at-log/atlogを取得することはできますか?
コンテナコンフィグにディレクトリを渡せばアクセス可能です
(例えば、「add_volumes /var/at-log:/at-log:ro」 で /at-log/atlog から読み取り専用のアクセスができます)
よろしくお願いします
t_matsuyama
マルティネ様
atlog に記載されているのは「ファイルシステムを umount せずに再起動した」の情報ですので、
原因は watchdog、電源切断の他に kernel panic 等の不具合もあります。
kernel panic の場合は netconsole で情報を取得することはできるかもしれませ。
> また、コンテナアプリから最新の/var/at-log/atlogを取得することはできますか?
コンテナコンフィグにディレクトリを渡せばアクセス可能です
(例えば、「add_volumes /var/at-log:/at-log:ro」 で /at-log/atlog から読み取り専用のアクセスができます)
ご回答いただきありがとうございます。
承知しました。
martinetd
2025年10月3日 22時00分
マルティネです。
> (※将来②へ移行予定なので、①と②で確認方法が異なる場合は、回答を分けて頂けるとありがたいです。)
watchdog の仕組みは i.MX 6ULL コアの設計ですので、 Armadillo IoT A6E Cat.M1 と Cat.1bis で差はありません。
> 質問1.①、②のウォッチドッグタイマが動作したことをソフトウェアやABOSから調べる方法はございますか?
申し訳ございません、i.MX 6ULL の仕様でリセットが発生するとリセット要因まで消えてしまう、微妙な実装になっていますので、「watchdog によるリセットが発生した」の様なログは残りません。
電源切断と区別できませんが、watchdog でリセットされた際に次の起動が /var/at-log/atlog ファイルに「Oct 3 21:49:26 armadillo NOTICE fsck_atlog: Booting after unclean shutdown」のログを記載しますので、こちらのファイルを確認指定だければと思います。
また、 /var/log/messages にも再起動の場合にログが残りますので、ログの期間が短いですが最近発生した問題でしたらこちらのログも確認してください。
現象を読んだところ、再起動ではなく、LTE 接続が切れてるだけなどの可能性もあると思いますので。
お手数ですがよろしくお願いします