Armadilloフォーラム

ArmadilloのLAN(有線 eth0)接続

oba2017

2017年9月28日 20時09分

大場と申します。

Armadillo-IoT G3と、Windows-PC(Windows7)をLANケーブルで接続したところ、Armadilloが下記のようにLink Up/Downを繰り返してしまい、Pingさえも通らない状況で困っています。

  libphy: 30bf0000.etherne:00 - Link is Up - 1000/Full
  IPv6: ADDRCONF(NETDEV_CHANGE): eth0: link becomes ready
  libphy: 30bf0000.etherne:00 - Link is Down
  libphy: 30bf0000.etherne:00 - Link is Up - 1000/Full
  libphy: 30bf0000.etherne:00 - Link is Down

ローカルの固定IPアドレスを設定しているのですが、設定に誤りがあれば御指摘いただきたくお願いいたします。

<Windows側の設定>
コントロールパネル ⇒ ネットワークとインターネット ⇒ ネットワーク接続
 ⇒ ローカルエリア接続x ⇒ プロパティ
  ⇒ インターネットプロトコルバージョン4 ⇒ プロパティ

ここで、以下を設定しています。
  IPアドレス(192.168.137.10)
  サブネットマスク(255.255.255.0)

<Armadillo側の設定>
下記説明書の“4.3.1.ネットワークを設定する”に従い、nmtuiを使って設定しています。

https://manual.atmark-techno.com/armadillo-iot-g3/armadillo-iotg-g3_sta…

  Addresses(192.168.137.20)

なお、Gateway、DNS serversは、無記入でも、192.168.137.1~2を設定しても、状況は変わりませんでした。

また、IPv4をAutomatic⇒Manual、IPv6をAutomatic⇒Ignoreに変更しても、Automatically connectのチェックを外しても、状況は同じでした。

その後の手順の“nmtui-connectを実行”を行うと、Wiredにアスタリスクは付いていませんが、LANケーブルを挿入すると、アスタリスクが現れます。
しかし、すぐに冒頭のLink Up/Downが短周期で繰り返されてしまう状況です。

コメント

at_takumi.ando

2017年9月29日 9時48分

安藤です。

>Armadillo-IoT G3と、Windows-PC(Windows7)をLANケーブルで接続したところ、Armadilloが下記のようにLink Up/Downを繰り返してしまい、Pingさえも通らない状況で困っています。

Armadillo-IoT G3とWindows-PCとを直結しているようですが、
スイッチングハブを経由しても同様の現象が発生するか確認していただけますか?

oba2017

2017年9月29日 15時03分

安藤様

大場です。
早速の御回答、ありがとうございます。

ハブ経由で接続したところ、Link Up/Downは発生しなくなり、無事に通信が行えるようになりました。
ありがとうございました!

<追伸>
御指摘の通り、機器間は直結(Windows側はUSB-LAN変換アダプタを使用)していました。
と言いますのも、RaspberryPi等、他の機器とWindowsの対向では、直結で通信できていましたので、同じ構成で問題ないと考えていました。

もし差支えなければ、ハブの有無により挙動が異なる理由を、簡単に御教授いただけると幸いです。

at_takumi.ando

2017年9月29日 16時16分

安藤です。

> 御指摘の通り、機器間は直結(Windows側はUSB-LAN変換アダプタを使用)していました。
> と言いますのも、RaspberryPi等、他の機器とWindowsの対向では、直結で通信できていましたので、同じ構成で問題ないと考えていました。
>
> もし差支えなければ、ハブの有無により挙動が異なる理由を、簡単に御教授いただけると幸いです。

送受信の信号線の判別が正しく機能していないのではないかと推測しました。

BB watch: オートネゴシエーションなどその他の機能
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/koko_osa/21962.html

100Mbpsでの接続ではオートMDI/MDI-Xという信号線の自動判別機能が動作し、ギガビットイーサネットでは仕様自体に自動判別機能が盛り込まれています。
Armadillo-IoT G3とPCとを直接接続すると、機器相性(各チップ、ファームウェア、ドライバ)によって判別が上手く動作せず、
ハブを経由することで挙動が変わり、対向機器の判別が正しく機能するのかもしれません。

oba2017

2017年9月29日 17時42分

安藤様

大場です。
丁寧に御解説いただき、ありがとうございます。
大変勉強になりました。

> Armadillo-IoT G3とPCとを直接接続すると、機器相性(各チップ、ファームウェア、ドライバ)によって判別が上手く動作せず、
> ハブを経由することで挙動が変わり、対向機器の判別が正しく機能するのかもしれません。

“機器相性”というキーワードを見て、まさかと思いつつ、別のUSB-LAN変換アダプター(NGだったものと同じメーカーですが、型番が異なる物)で試したところ、直結でも問題なく通信できました。

他の機器とは問題なく通信できていただけに、微塵も疑っていなかったのですが、相性問題とは。。。
これで万事解決です。
ありがとうございました!