Armadilloフォーラム

Armadillo-IoT G3L 保護機能を有効にした状態でのOS起動不可

kei1972

2018年5月11日 15時11分

初めて投稿させて頂きます。高木と言います。
LinuxOS上にWebアプリケーション環境を何度か開発したことはあるのですが
今回上手く動作していない保護機能についてはArmadilloのマニュアルを読んだ程度の知識であるため
原因についてご意見頂ければと思い書込みさせて頂きます。

「目的」
保護機能を有効にした状態でArmadilloのOSを正しく起動させる。
現象が起きている対象は下記の2台
AGL3000-C12Z
AGL3000-C13Z

「再現手順」
保守モードでArmadilloに接続
=>setenv optargs overlay
=>saveenv
=>printenv
optargs=overlayとなっていることを確認
保守モードを解除
Armadilloの電源を抜く
Armadilloの電源を入れる

「期待した動作」
保護機能が有効化された状態で正常にOSが起動してOSにログインができる

「実際の結果」
OS起動中のログが途中で止まり、OS起動が完全に終わらない
その際の起動ログを添付します。
(ログの一番左に付与されている日付はteratermで自動的に付与した日付になります)
どちらも「random: nonblocking pool is initialized」で停止してしまい、
そこからエンターを押すと(initramfs)というプロンプトに移ってしまいます。

「前提条件」
Armadilloには通信用のSIMカードが刺さっている状態で通信可能な状態でした。
また、ethポートに固定IPを振りLANケーブルも刺さっている状態でした。
OS起動時に独自で開発したjavaプログラムが動作するserviceを登録しています。
上記は保護機能を無効化の状態であれば正常に起動することを確認しています。

「その他情報」
2018年3月中に同じ機器に対して保護機能を有効化して起動したことがあったのですが
その際には正常にOSが起動していました。
その際にも「前提条件」に記載した条件は同じ状態でした。

「推測」
HDD使用量が増えたことでメモリに保持するデータが多くなり過ぎたのではないか
⇒3月に動作した際とほぼ変わりが無く、増えたと思われるファイル(150MB程度)を削除してみたが現象変わらず。

下記はAGL3000-C12ZのHDD使用量です。
AGL3000-C13Zは現在手元にないため確認出来ませんがほぼ同等と考えて頂ければと思います。
root@armadillo:~# df -h
Filesystem Size Used Avail Use% Mounted on
/dev/mmcblk2p2 3.3G 1.5G 1.7G 48% /
udev 10M 0 10M 0% /dev
tmpfs 98M 4.8M 94M 5% /run
tmpfs 245M 0 245M 0% /dev/shm
tmpfs 5.0M 0 5.0M 0% /run/lock
tmpfs 245M 0 245M 0% /sys/fs/cgroup
/dev/mtdblock1 128K 128K 0 100% /opt/license
tmpfs 49M 0 49M 0% /run/user/0

以上、宜しくお願いします。

ファイル ファイルの説明
AGL3000-C12Z.txt AGL3000-C12Zで保護機能を有効にした状態での起動ログ
AGL3000-C13Z.txt AGL3000-C13Zで保護機能を有効にした状態での起動ログ
コメント

y.nakamura

2018年5月11日 16時41分

中村です。

見当はずれかもしれませんが・・・
起動ログを見て、次の部分が気になりました。
(TeraTermのタイムスタンプは削除してます)

EXT4-fs (mmcblk2p2): mounted filesystem with ordered data mode. Opts: (null)
...
BusyBox v1.22.1 (Debian 1:1.22.0-9+deb8u1) built-in shell (ash)
Enter 'help' for a list of built-in commands.

なぜルートファイルシステム(mmcblk2p2)のマント後に
busyboxのシェル(ash)が起動しているのでしょうか?

--
なかむら