pocket8137
2018年5月21日 9時21分
emmcの寿命を推定するために、現状何回の書き込みを行っているか確認できるようにしたいのですが、
推奨されている方法などはありますでしょうか。
dumpe2fsコマンドを使って総書き込み回数を算出したのですが、
dumpe2fs の情報は現在の情報ではなく、端末再起動がかかったときなど、
ファイルシステムが更新されたときの情報が表示されているので別の方法を検討しています。
コメント
at_takumi.ando
user_2018-02-14
at_takumi.ando
at_takumi.ando
2018年5月21日 13時18分
安藤です。
以下の mmc-utils というツールで、eMMCの
各種レジスタ値を参照することができます。
https://git.kernel.org/pub/scm/linux/kernel/git/cjb/mmc-utils.git/
eMMCの故障予測が目的であれば、参照するべきは書き込み回数よりも
予備ブロックの残数かと思います。
例えば、仕様で決められている書き込み回数の上限を超えていても
発生したbad blockの数が少なく、代替セクターが十分に残っているケースがあります。
予備ブロックが無くなると、その後bad blockが発生したとき
正しくデータを保持できなくなります。
先に紹介した mmc-utils では、Device Health Report の PRE_EOL_INFO の値を参照することができます。
PRE_EOL_INFO については、下記データシートの記述をご覧ください。
http://dtsheet.com/doc/1384294/tn-fc-32--e.mmc-device-health-report