Armadilloフォーラム

at-cgiについて

tom5467_2016

2018年9月2日 14時45分

山口です。
Armadillo-IoT G2で at-cgiを使用できますか。
https://manual.atmark-techno.com/armadillo-4x0/armadillo-420_startup_gu…

Armadillo-IoT G2で
http://[ArmadilloのIPアドレス]とすると「Armadillo Default Page」は表示しますが
http://[ArmadilloのIPアドレス]/index.cgiとしても
AT Adminは表示されません。
Armadillo-IoT G2ではAT Adminが設定されていないだけで
何か設定を行えば使用できるようになるものなのでしょうか。

ライセンス的に問題なければArmadillo-IoT G2以外の
AT Adminを改造すれば使用できるようになる
といった情報でも構いません。
よろしくお願いします。

コメント

y.nakamura

2018年9月2日 23時20分

中村です。

> Armadillo-IoT G2で at-cgiを使用できますか。
> https://manual.atmark-techno.com/armadillo-4x0/armadillo-420_startup_gu…
...
> ライセンス的に問題なければArmadillo-IoT G2以外の
> AT Adminを改造すれば使用できるようになる
> といった情報でも構いません。

ユーザランドのコンフィグレーションと
設定ファイルの追加だけで使えるようになりますが、
400シリーズで動いていた機能のすべてが
正常に動作するかどうかはわかりません。

ライセンスについても、わかりません。

ユーザランドのコンフィグレーションの変更。

Userland Configuration
  Miscellaneous Applications
    [*] at-cgi                      <====ここ
    [ ]   top-only (NEW)
    [*]   system (NEW)              <====ここ
    [ ]   usbdata (NEW)
    [ ]   packet scan (NEW)

設定ファイルを追加が必要なので、ATDE上で
420や440の設定ファイルをコピーして修正します。
$ cd atmark-dist-XXXXXXXX/vendors/AtmarkTechno
$ cp Armadillo-440/etc/default/at-admin Armadillo-IoTG-Std/etc/default/.
$ vi Armadillo-IoTG-Std/etc/default/at-admin

このat-adminファイルは、たとえば次のようなものです。
(これで正しいかどうかはわかりません)

VERSION="1.0"
PRODUCT_NAME="Armadillo-IoTG"
PRIMARY_IF="eth0"
FIRMWARE_URL="https://download.atmark-techno.com/armadillo-iot/image/"
FIRMWARE_KERNEL_MATCH="linux-aiotg-std-, linux-aiotg-std-"
FIRMWARE_USERLAND_MATCH="romfs-aiotg-std-nojava-, romfs-aiotg-std-nojava-"

この設定ファイル(at-admin)はソース上で用意するのではなく、
Armadillo-IoTG-Std/etc/default/at-adminが存在しない状態でビルドして、
Armadillo起動後に/etc/config/at-adminとして作って、
flatfsdでconfigに保存してもいいと思います。

--
なかむら

tom5467_2016

2018年9月4日 9時52分

山口です。
中村さん 情報ありがとうございました。
教えていただいた手順をもとに
まずは試してみます。

ライセンスについては
アットマークテクノさんに確認してみます。

at_ohsawa

2018年9月4日 10時21分

> アットマークテクノさんに確認してみます。

アットマークテクノの大澤です。
結論から申し上げると、at-cgiはアットマークテクノの著作になりますが、
変更、再配布は自由です。

ライセンスはMITライセンスを採用(atmark-dist/user/at-cgi/LICENSEに掲示)
していますが、単に最もユーザーに対する制約が「ユルい」ライセンスという理由で
採用しています。

MITライセンスで規定している著作者表示も要請する意図はありません、例えば
フッタにprintfしているcopyrightも変更していただいて構いません。

ただ、G2での利用ということで、at-cgiには認証等無いため直接インターネットから
アクセス可能にする使い方はお勧めいたしかねます。
LAN内のみ、あるいはVPNの利用のみ等アクセスを制限した方が良いかと思います。

y.nakamura

2018年9月10日 8時13分

中村です。

> アットマークテクノの大澤です。
...
>ただ、G2での利用ということで、at-cgiには認証等無いため直接インターネットから
> アクセス可能にする使い方はお勧めいたしかねます。

「at-cgiには認証等無い」とのことですが、G2で動かしたときも、
400で動かしたときと同じようにSystemメニューはBASIC認証がありました。
これとは別の認証のことでしょうか?

--
なかむら

at_ohsawa

2018年9月10日 8時15分

失礼いたしました。Basic認証入っていること失念しておりました。

ただ、Basic認証もパスワードが平文で通信されるので、ssl接続とする、
at-cgiへの接続をLAN側ホストのみとする等の対策が必要だと考えています。