da-takatori
2020年10月9日 15時26分
お世話になっております。
高取と申します。
さて、早速ですがArmadillo-640の動作周波数の変更についてです。
カーネルのビルド設定において、下記の項目を有効にしてビルドしました。
[*] CPU Frequency Scaling
[*] 'powersave' governer
[*] Generic DT based cpufreq driver
[*] Freescale i.MX6 cpufreq support
[*] CPU frequency scaling driver for Freescale QorIQ SoCs
そして、安定化電源を用いて動作を開始し、次のように周波数変更を行いました。
$ cat /sys/devices/system/cpu/cpu0/cpufreq/cpuinfo_cur_freq
528000
$ echo powersave > /sys/devices/system/cpu/cpu0/cpufreq/scaling_governor
$ cat /sys/devices/system/cpu/cpu0/cpufreq/cpuinfo_cur_freq
198000
ところが、動作周波数を198000にしても、安定化電源の電流値(約180mA)に変化はありませんでした。
Armadilo-640について、動作周波数を変更しても消費電流は変わらないのでしょうか?
あるいは、私の動作周波数の変更方法が間違っているために、動作周波数が適切に変更されていないのでしょうか?
お忙しいところ申し訳ございませんが、ご見解をご教示いただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
コメント
da-takatori
at_akihito.irie
2020年10月9日 17時24分
入江です。
> あるいは、私の動作周波数の変更方法が間違っているために、動作周波数が適切に変更されていないのでしょうか?
お客様がご提示の方法で問題ございません。
> Armadilo-640について、動作周波数を変更しても消費電流は変わらないのでしょうか?
当方でもお客様のご提示の方法で消費電流の測定を行いました。
動作環境
結果
131mA(performance時)
↓
128mA(powersave時)
3mA程度の差が見られました。
元々ARMは低消費電力であることもあり、動作周波数を落とすことでの消費電
流の差はこの程度となっております。
Armadilloに接続するものを最低限にして計測すると、値のばらつきが少なく
なって計測できるかもしれません。
もしくは、お使いの安定化電源によっては計測されない程度の値となっている
かもしれません。
以上、ご確認よろしくお願いいたします。