Armadilloフォーラム

カスタムイメージファイルについて

ct

2020年12月1日 15時19分

ドキュメント「armadillo-640_product_manual_ja-1.15.0.pdf」の11章を参考にしてます。

[質問1]
11.1章では、***.imgファイルが存在している状態での説明になっておりますが、
このファイルを用意する手順はどこに記載されているのでしょうか?

[質問2]
たとえばデフォルト状態から/etc/network/interfaces を修正し固定IPを設定したイメージファイルを作成したい場合、
変更ファイルは10.3章にあるようにa600_resoucesフォルダ内にetc/networkフォルダを作成し、修正されたinterfacesファイル
置くという手順で問題ないでしょうか?

[質問3]
質問2において、修正元となるinterfacesファイルはどこから引っ張ってくるのが簡単でしょうか?
たとえばarmadillo-640からSDカードなどでinerfacesファイルをコピーし、ホストPCに挿入、ADTEの共有フォルダ経由で持っていくなど。

[質問4]
質問2で作成したルートファイルシステムアーカイブを適用したインストールディスクイメージを作成するにはどうすればいいでしょうか?

コメント

at_akihito.irie

2020年12月1日 17時57分

入江です。

> [質問1]
製品マニュアル内に手順は記載されておりませんが、Armadillo-640の最新の
標準インストールディスクイメージは以下のページからダウンロードできます。
https://armadillo.atmark-techno.com/resources/software/armadillo-640/di…

> [質問2]
> [質問3]
a600_resources/resources/interfaces が生成されるdebianユーザーランドイ
メージの /etc/network/interfaces となります。
なので、編集元となるファイルについてもこのファイルを参考にするのが良い
と思います。

> [質問4]
以下のページをご参照ください。
https://manual.atmark-techno.com/armadillo-guide-std/armadillo-guide-st…

上記ページで紹介している各ソフトウェアは、ページ作成当時のバージョンと
なっておりますので、各種最新版のものをお使いください。
make-install-disk-image: https://download.atmark-techno.com/armadillo-640/make-install-disk-imag…
kernelなど: https://armadillo.atmark-techno.com/armadillo-640/resources/software

ct

2020年12月2日 9時32分

> > [質問2]
> > [質問3]
> a600_resources/resources/interfaces が生成されるdebianユーザーランドイ
> メージの /etc/network/interfaces となります。
> なので、編集元となるファイルについてもこのファイルを参考にするのが良い
> と思います。
編集元となるファイルはArmadillo本体側からコピーしてこないとダメでしょうか?
それともGit等からデフォルトをダウンロードできますか?

at_ohsawa

2020年12月2日 10時18分

> 編集元となるファイルはArmadillo本体側からコピーしてこないとダメでしょうか?
> それともGit等からデフォルトをダウンロードできますか?

お聞きになっているa600_resources/resources/interfacesは
生成ツールであるat-debian-builderの中に最初から入ってますよ。

ct

2020年12月2日 10時52分

> お聞きになっているa600_resources/resources/interfacesは
> 生成ツールであるat-debian-builderの中に最初から入ってますよ。
承知しました。
init.dやrc*.dを変更したい場合はどうするのでしょうか?

at_ohsawa

2020年12月2日 11時13分

> init.dやrc*.dを変更したい場合はどうするのでしょうか?

変更というのは既にdebianパッケージで提供されているファイルを
書き換えるということですか?
その場合は、resources/fixupに書き換える処理を書いてください。
resourcesに適当に変更後のファイルを置いてfixupでcpしたり、
sedで置換する等で良いと思います。

fixupに書いた処理は実際のArmadillo上をエミュレートして動作するので、
Armdilloで実行するように処理を書いて良いです。
(デバイスはエミュレートしていないのでGPIOやUSBは見えません。)

debianで提供しているファイルを変更すすのではなく、
単に存在しないファイルを配置するだけなら a600_resources/を
ルートファイルシステムとみなしてディレクトリを作って置いてください。

たとえば/etc/init.d/hogeを新規に配置したい場合は、

mkdir -p a600_resources/etc/init.d/

のというふうに階層を作って、ファイルhogeを置くと良いです。