t.kimura
2021年1月26日 12時48分
お世話になっております。木村と申します。
Armadillo-IoT G3/Linux 4.9.133-at11を使用しております。
overlayFSを有効にした状態でのファイル削除の挙動についてご教授をお願いします。
終了シーケンスにおいて、保存が必要なファイルを"/overlay/system/usr/local/"の下に格納しております。
"test.txt"というファイルを保存し、Armadilloを再起動した場合、ファイルの状態としては以下のようになります。
/usr/local/test.txt (①)
/overlay/system/usr/local/test.txt (②)
差分ファイル(/overlay/ramdisk/upper/usr/local/)に上記"test.txt"ファイルが存在しない場合、
②を削除することにより、①のファイルも自動で削除される認識でお間違いないでしょうか。
また、①を先に削除した場合には、パーミッションが"c---------"のファイルが差分ファイルとして作成される認識ですが、
②から削除した場合にこのような特殊な挙動はありますでしょうか。
ファイル削除にあたり、②の削除のみで対応可能か検討したく、質問させていただきました。
ご教授の程、何卒よろしくお願い致します。
コメント
t.kimura
> overlayFSを有効にした状態での、
> ルートファイルシステム(/dev/mmcblk2p2)内のファイル追加・削除・変更は非推奨になります。
古関様
ご回答ありがとうございます。
現状、Armadillo電源断時は予備電源に切り替えることにより、
ルートファイルシステム(/dev/mmcblk2p2)のファイル操作が完了するまでは電源OFFとならない仕組みで使用しておりますので、
書き込み中の電源断によるルートファイルシステムの破損は回避できる想定です。
上記ケースで直接/dev/mmcblk2p2のファイルを書き換えた場合、その他の影響は想定されますでしょうか。
重ね重ね申し訳ありませんがご教授の程よろしくお願い致します。
at_koseki
2021年2月2日 20時35分
古関です。
overlayFSを有効にした状態での、
ルートファイルシステム(/dev/mmcblk2p2)内のファイル追加・削除・変更は非推奨になります。
下記の別パーティションをW/R可でmountし、
そちらにシンボリックリンクを張るなどしてください。
/dev/mmcblk2p3 node-eyeを使う場合は利用不可
/dev/mmcblk2gp2 型番: AGX314xのみ利用可
/dev/mmcblk2gp3 型番: AGX314xのみ利用可