Armadilloフォーラム

UART1 : /dev/ttymxc0 を使って外部機器と接続方法について

asp_washio2017

2021年5月14日 16時43分

お世話になります。

Armadillo-IoT GW A6 マニュアル98ページのUART1 : /dev/ttymxc0 を
使って外部機器と接続したいのですが設定方法と接続方法を記述した
資料はどこにありますでしょうか?

よろしくお願いいたします。

コメント

アットマークテクノの古賀です。

asp_washio2017さん:
>Armadillo-IoT GW A6 マニュアル98ページのUART1 : /dev/ttymxc0 を
>使って外部機器と接続したいのですが設定方法と接続方法を記述した
>資料はどこにありますでしょうか?

弊社サイトの、以下のページが参考になるかと思います。ご覧になってみて下さいませ:

 Armadillo-IoT G3でRS232Cのシリアル通信について(フォーラム)
 https://armadillo.atmark-techno.com/forum/armadillo/2983

 3.7.1. シリアル端末(Armadillo実践開発ガイド)
 https://manual.atmark-techno.com/armadillo-guide/armadillo-guide-2_ja-2…

 8.1. シリアルインターフェースの設定(Armadillo-500 開発ボード スタートアップガイド)
 https://manual.atmark-techno.com/armadillo-500/armadillo-500-dev_startu…

 シリアル通信の動作確認方法(ブログ)
 https://armadillo.atmark-techno.com/blog/53/2192

自己レスです。
工場出荷のIoT a6 では、/dev/ttymxc0 が/dev/ 以下に存在しないので登録できるようカーネルを作り直す必要があると考えています。
なお、シリアル通信のプログラムはLinuxで経験豊富なので情報は不要です、

at_mitsuhiro.yoshida

2021年5月18日 13時27分

吉田です。

申し訳ありません。
マニュアルの誤記で UART1 は初期状態では公開されておりません。

at-dtweb で uart1 を有効にし、
arch/arm/boot/dts/armadillo-iotg-a6-expansion-interface.dtsi
を生成します。

at-dtweb の Armadillo-IoT A6 対応部分に余計なものがありまして、
以下の chosen の部分が不要なので削除します。
chosen があるとデバッグシリアルが上手く表示されない可能性があります。

/ {
	chosen {
		stdout-path = &uart1;	// {{required-by-uart1}}
	};
};

arch/arm/boot/dts/armadillo-iotg-a6-expansion-interface.dtsi を
添付のファイル armadillo-iotg-a6-expansion-interface.dtsi_.txt の様にしてください。

dtb をビルドします。

出来上がった、
arch/arm/boot/dts/armadillo-iotg-a6-at-dtweb.dtb を
Armadillo へ転送して DTB を書き換えてください。
/dev/ttymxc0 が出現するかと思います。

物理的な接続は、
Armadillo 側 サブユニット CON3 の 3 ピンが RX、5 ピンが TX となります。

捕捉ですが、
ハードウェアフローが使える UART は他の機能で使用している為、空きがありません。
(UART2: LTE モデム、UART3: デバッグシリアル)

ファイル ファイルの説明
armadillo-iotg-a6-expansion-interface.dtsi_.txt