yoshihirosato
2014年8月25日 21時41分
お世話になっております。
佐藤と申します。
Armadillo-810に拡張ボードのCON2経由でGPIO入出力を追加しようと検討しております。
以下の2点に付き確認させていただき頂きたく存じます。
1.入力電圧特性
製品マニュアルの19.3.3に入出力インターフェースの電気的仕様の記載がありますが、CON1のI/Fにもこの入力電圧特性が適応されますでしょうか?
2.入力流入電流
製品マニュアルの19.3.3に入出力インターフェースの電気的仕様の記載があり、出力電流についての仕様が記されていますが、入力電流については記載がありません。入力流入電流についての仕様はございますでしょうか?
以上、よろしくお願いいたします。
コメント
yoshihirosato
お世話になっております。佐藤です。
返信ありがとうございます。
> はい。拡張ボードのCON1には、Armadillo-810のCON5が接続されます。
> CON5には製品マニュアルの電気的仕様の記載は適応されます。
了解しました。
> 特に製品マニュアルでは、「入力流入電流」の規定はしておりません。
> 規定しないことで何か不都合等がございましたら、もし差し支えなければ教えて頂けますでしょうか?
ユーザーズマニュアル 19.3.3の入出力インターフェースの電気的仕様にある
入力端子の電圧特性は以下のように記載されています。
◆入力電圧 VIH
Max
VCC_3.3V+0.3V
つまりVCC_3.3Vに対して入力端子の電圧は0.3Vまで電位差が発生しても許容しますということになります。
この0.3Vの電位差が発生すると入力端子から電源側に電流が流れ込む経路が形成されることになりますが、
この時に流れる電流の許容値を教えていただきたいという意図です。
なお設計上はVCC_3.3Vの電源を使用して信号化しようとしているので上記のような事象が発生することは考えにくいのですが、念のため確認をお願いいたします。
at_makoto.harada
ご説明ありがとうございました。
Armadillo-800シリーズの「入出力インターフェスの電気的仕様」は、
メインCPUのR-mobile A1及び搭載しているその他のデバイスの仕様に基づいて
規定しております。
ご質問頂いたArmadillo810 CON5拡張インターフェースのGPIOピンは全て直接
R-mobile A1に接続されており、R-mobile A1の仕様にてVCC_3.3V+0.3Vを
満たすことは当社にて確認しておりますので、ご安心してご使用ください。
尚、R-mobile A1の電気的特性は、R-mobile A1 データシートSection 62 Electrical
Characterristics の章に記載がございますので、もしご興味がございましたらご覧ください。
(R-moble A1 データシート入手方法)
ユーザーズサイト内 Armadillo-810: ダウンロード
https://users.atmark-techno.com/download/armadillo-810
-> Armadillo-800シリーズ ルネサス R-Mobile A1 データシート
at_makoto.harada
2014年8月26日 19時10分
原田です。
> 1.入力電圧特性
> 製品マニュアルの19.3.3に入出力インターフェースの電気的仕様の記載がありますが、
> CON1のI/Fにもこの入力電圧特性が適応されますでしょうか?
はい。拡張ボードのCON1には、Armadillo-810のCON5が接続されます。
CON5には製品マニュアルの電気的仕様の記載は適応されます。
> 2.入力流入電流
> 製品マニュアルの19.3.3に入出力インターフェースの電気的仕様の記載があり、出力電流についての仕様が記されていますが、
> 入力電流については記載がありません。入力流入電流についての仕様はございますでしょうか?
特に製品マニュアルでは、「入力流入電流」の規定はしておりません。
規定しないことで何か不都合等がございましたら、もし差し支えなければ教えて頂けますでしょうか?