(※) 書き換えに失敗した場合Armadillo-Jが正常に起動しなくなる場合がありますので、次の点に注意して下さい。
- Armadillo-Jの電源を切らない
- Armadillo-Jと開発用PCを接続しているシリアルケーブルを外さない
- 間違ったファイルを書き込まない
- user領域以外には絶対に書き込まない(C-TYPE)
ダウンローダ(hermit)を使ったFlashメモリの書き換え手順は次のようになっています。
1. ジャンパーピンの設定
電源を投入する前にJP4をショートして、Armadillo-Jを書き換えモードで起動します。詳しくはジャンパーピン、またはHardware Manualをご覧ください。
2. 書き換えイメージの転送
開発用PCで次のコマンドを入力します。
[PC ~]# hermit download -i base.img -r user
hermit : コマンド名本体(固定)
download : 動作指定、hermitに対して「download」を行うように指示
-i base.img : ファイル名の指定、ダウンロードするファイルを指定します。(-i "ファイル名")
-r user : リージョンの指定、ファイルを書き込む先のFlashメモリ領域を指定します。
("-i user"で固定です)
開発用PCで使用するシリアルポートが「ttyS0」以外の場合、オプション「--port "ポート名"」を追加して下さい。書き込み状況が表示され、プロンプトが表示された時点で書き換えは終了です。