本 Howto では、Flutter GUI デモコンテナのインストール方法を説明します。
Flutter GUI デモコンテナ は以下よりダウンロードできます。
Flutter GUI デモをベースに開発する方法は、製品マニュアル「GUI アプリケーションの開発」の章を参照してください。
インストール方法
注意点
ここに説明する手順はFlutter GUI デモコンテナを実行するための手順となります。
Flutter GUI デモコンテナをインストール後、開発を行う際にはFlutter GUI デモコンテナをアンインストールしてから開発を開始してください。
アンインストールしないと、開発したアプリケーション (SWU) をインストールできないことがあります。
事前準備
- Armadillo がインターネットに接続できる状態にしてください。
- Armadillo に HDMI 出力のディスプレイを接続してください。
- 上記「Flutter GUI デモコンテナ」から表示したいデモの swu ファイルをダウンロードしておいてください。
インストール
- Armadillo を起動します。
- パソコンのブラウザから ABOS Web へ接続します。
URL は https://armadillo.local:58080 です。- 同一サブネットに複数 Armadillo が存在する場合は、
IP アドレスを指定して https://[IPアドレス]:58080 を入力してください。
IP アドレスは、Armadillo のデバッグコンソールから ip addr コマンドを入力することで確認できます。
- 同一サブネットに複数 Armadillo が存在する場合は、
- ログインします。ABOS Web 初回ログイン時は ABOS Web のパスワード設定を求められますのでパスワードを設定します。
- 左のメニューバーから 「SWU インストール」を選択します。
- 「SWU ファイル入力」の「ファイル選択」をクリックし、ダウンロードした swu ファイルを選択します。
- 「インストール」ボタンを押すと SWU のインストールを開始します。
- SWU によるアップデートが完了すると、 Armadillo は自動的に再起動しデモを開始します
アンインストール方法
Flutter GUI デモコンテナ使用後、開発を開始する前に Flutter GUI デモコンテナをアンインストールしてください。
アンインストール手段は幾つかありますが、代表的なものとして以下の 2 手順があります。
それぞれ製品マニュアルを参照して実施ください。
- コンテナ削除 SWU によるアンインストール
- 初期化インストールディスクによる Armadillo ソフトウェアの初期化
コンテナ削除 SWU によるアンインストール
- 開発環境のセットアップも行いますので、これから Armadillo のソフトウェア開発を行う方におすすめです。
- 実行手順は、製品マニュアルの「開発の準備」の章を参照して開発環境のセットアップを実行し、「コンテナとコンテナに関連するデータを削除する」の章を参照して Flutter GUI デモコンテナをアンインストールする SWU を作成・実行してください。
SWU イメージ とは?
Armadillo Base OS ではソフトウェアアップデートのためにOS やコンテナ等を格納するために SWU というイメージ形式を使います。
SWU イメージは swupdate (https://sbabic.github.io/swupdate/swupdate.html) によってArmadillo Base OS上で検証とインストールが実行されます。SWUイメージをArmadilloに転送するための方法は、用途や状況に合わせて様々な方法を用意しています。例えば、USBメモリから読み取る、ウェブサーバーからダウンロードする、hawkBitというWeb アプリケーションを使うなどです。
初期化インストールディスクによる Armadillo ソフトウェアの初期化
- microSD カードが 1 枚必要です。
- 実行手順は、製品マニュアルの「インストールディスクについて」の章を参照して Armadillo ソフトウェアの初期化を実行してください。