Armadillo-Jでは、起動時にinitプログラムから /etc/rc.d/rc.sysinit スクリプトファイルが実行されます。
このファイルを変更することで、起動時に行われる処理を変えることが可能です。
例えば、Armadillo-Jの /bin ディレクトリに追加した sample という自作アプリケーションを、起動時に自動実行する場合 rc.sysinit に以下の1行を追加します。
/bin/sample
ファイルシステムにJFFS2を使用している場合(jffs2.img)は、直接Armadillo-Jの /etc/rc.d/rc.sysinitファイルを編集することができます。
ROMFSを使用している場合(base.img または recover.img)は、
uClinux-dist/vendors/AtmarkTechno/Armadillo-J.XXXX/etc/rc.d/rc.sysinit を編集し、
新たにイメージファイルを作成して、フラッシュメモリを書換えて下さい。
次回起動時に sample プログラムが自動的に実行されるようになります。
sample プログラムが常駐するプログラムの場合は、以下のように「&」をつけバックグラウンドで実行させて下さい。
/bin/sample &