シリアルコンソールより「Hello, World!」と表示させるプログラムを作成します。
1. プログラムを作成する
作業用ディレクトリ「~/sample」を作成します。
[PC ~]$ mkdir ~/sample [PC ~]$ cd ~/sample [PC ~/sample]$
以下のソースコード作成し、ファイル名「sample.c」として保存します。
#include <stdio.h> int main(int argc, char *argv[]) { printf("Hello, World!\n"); return 0; }
2. uClibc ライブラリの作成
リンク時に必要となる uClibc ライブラリを作成するために、一度 uClinux-dist 以下を make します。
make 方法は、アプリケーション開発手順を参照して下さい。
3. サンプルプログラム用の Makefile 作成
Makefile.sampleを修正して、Makefileを作成・保存します。
修正箇所 ROOTDIR=(実際のuClinux-distへのパス) PROG = sample PROG_OBJS = sample.o
4. コンパイル、リンク、オブジェクトファイルの作成
開発用PCより、コンパイルを行います。
[PC ~/sample]$ <span class="input">make</span>
以上でカレントディレクトリに、Armadillo-J用実行形式ファイル"sample"が作成されます。
(※2004/04/21 Makefileに関する記載を追加)