Howto

Armadillo-440/460とArmadillo-WLANを使用し、Windows Embedded Compact 7やCE 6.0 R3で無線LANを評価する

Armadillo-440/460上の Windows Embedded Compact 7 と Windows Embedded CE 6.0 R3 でArmadillo-WLAN (AWL13)を簡単に試す方法を紹介します。動作させる手順は以下のようになります。

1. Armadillo-440/460にOSイメージを書き込む
2. Armadillo-WLAN設定手順
3. ブラウザでインターネットアクセス

本Howtoでは、 Windows Embedded CE 6.0 R3で作業する場合の手順について説明します。 途中、画像などで Windows Embedded CE 6.0 R3 を基準としたパス名を使っている場合があります。 Windows Embedded Compact 7 利用時には適宜、読み替えてください。

Armadillo-440/460にOSイメージを書き込む

Windows Embedded のブートローダー(EBOOT.nb0)を、フラッシュメモリに書き込みます。書き換え方法は、Armadillo-400シリーズのソフトウェアマニュアルに書かれている「ブートローダーを出荷状態に戻す」方法と同じです。詳細は
「Howto : Armadillo-440/460で Windows Embedded Compact 7 や Windows Embedded CE 6.0 R3 を使ってみる」をご覧ください。

Armadillo-WLAN設定手順

Armadillo-WLAN (AWL13)をArmadillo-440/460に取り付けた状態で電源をONし、OSを起動します。 OS起動時にArmadillo-WLANが認識され、自動的に"BP3591SD1"無線LAN設定ダイアログボックスが表示されます。

WLAN_setting_SSID

無線LANアクセスポイントが検索され、ダイアログボックスに表示されますので、 接続したいアクセスポイントを選択して"接続"ボタンを押します。 この際、ダイアログボックスの下側が画面から外れてしまい、 タッチ操作ができない場合があります。この時は、 タスクバーを自動的に隠す設定にするか、ソフトウェアキーボードを使用し、 "TAB"キーで項目移動、"Enter"キーで決定を行います。

WLAN_setting_Connect


"接続"ボタンを押すと、"ワイヤレス ネットワーク プロパティ" ダイアログボックスが表示されます。ご使用のアクセスポイントの設定に応じて、 ”ワイヤレスネットワークキー(WEP)”の設定を行って下さい。

WLAN_setting_WEP

ここでは完全にボタンが隠れてしまっていますので、"Enter"キーを押して決定します。


すると、"BP3591SD1"ダイアログボックスに戻り、アクセスポイントへの 接続が開始されます。アクセスポイントのアイコンが変化し、(優先)と表示されれば接続完了です。

WLAN_setting_success


"IP情報"タブを表示し、IP設定を確認して下さい。

WLAN_setting_IPAddress

ここでIPアドレスが正しく取得出来ていない場合、電波環境等により 正常に接続出来ていない場合があります。アンテナの向きや設置環境を変更して、 再設定を行って下さい。


ブラウザでインターネットアクセス

Internet Explorer を立ち上げ、インターネット上のサイトに接続できることを確認します。