at_kazutaka.bito
2019年1月7日 11時05分
Armadillo-IoT(G3/G3L)/X1やATDE7などの、Debian「stretch」上で
下記のコマンド(例として、SDカードのパーティション1をext4にフォーマットする場合)
mkfs.ext4 /dev/mmcblk0p1
で、ext4でフォーマットした記録メディア(SDカード、USBメモリ)を
Armadillo-400/800シリーズでマウントしようとすると、
[root@armadillo840-0 (ttySC2) ~]# mount /dev/mmcblk0p1 /mnt EXT3-fs (mmcblk0p1): error: couldn't mount because of unsupported optional features (2c0) EXT2-fs (mmcblk0p1): error: couldn't mount because of unsupported optional features (2c0) EXT4-fs (mmcblk0p1): couldn't mount RDWR because of unsupported optional features (400) FAT-fs (mmcblk0p1): utf8 is not a recommended IO charset for FAT filesystems, filesystem will be case sensitive! mount: mounting /dev/mmcblk0p1 on /mnt failed: Invalid argument
(これは、Armadillo-840の場合)
のようなエラーになり、マウントできません。
これは、Debian「stretch」で、デフォルトになっている、Ext4 Metadata Checksumsによるものです。
回避策としては、下記の方法があります。
既にext4でフォーマット済みの場合は、下記のコマンド
tune2fs -O ^metadata_csum /dev/mmcblk0p1
によって、ファイルシステムのパラメータのMetadata Checksumsを無効にします。
新規にDebian「stretch」で記録メディアをext4にフォーマットする場合は、下記のコマンド
(以下、例として、SDカードのパーティション1をext4にフォーマットする場合)
mkfs.ext4 -O ^metadata_csum /dev/mmcblk0p1
によって、Metadata Checksumsを無効にしてフォーマットします。