製品アップデート

Armadillo-9/Armadillo-200シリーズの高温環境下での動作不良について

2006年7月18日12時34分

Armadillo-9及びArmadillo-210/220/240の各製品につきまして、不具合がありました。

対象製品ご使用の皆様には大変ご迷惑をおかけし、誠に申し訳ありません。謹んでお詫び申し上げます。 不具合内容と対策につきましては、以下の通りです。

対象製品

Armadillo-9/200シリーズ
下記シリアルナンバー(S/N)該当品

モデル
(S/N記載シール位置)
該当S/N
Armadillo-9-SDK/U00
(コンパクトフラッシュソケット表面貼付)
「S/N 04****-******」、
「S/N 05****-001995」
〜「S/N 05****-002446」
Armadillo-9ケースモデル
(ケース底面貼付)
「S/N 04****-001000」
〜「S/N 04****-001939」
Armadillo-210
(RJ-45コネクタ[Ethernet]表面貼付)
「S/N 05****-000010」
〜「S/N 05****-000511」
Armadillo-220
(RJ-45コネクタ[Ethernet]表面貼付と添付)
「S/N 06****-002001」
〜「S/N 06****-002048」
Armadillo-240
(RJ-45コネクタ[Ethernet]表面貼付と添付)
「S/N 06****-002151」
〜「S/N 06****-002189」

※S/N中の「*」は任意の数字です。

症状

外気温が高くなったとき、メモリ(SDRAM)の内容が化けることがあります。このことにより、挙動がおかしくなる(不可解な動作をする)ことがあります。

発生条件

Armadillo-9では気温50度以上の環境下で発生することがあります。
Armadillo-200シリーズでは直接この現象の発生を確認しておりませんが、条件の複合により発生する可能性があります。

原因

SDRAMコントローラの動作設定において、マージンが不足しておりました。

対策方法

ブートローダ(hermit)の書き換えにより、回避可能です。対策済みブートローダは以下のものです。

ブートローダのバージョン確認と更新

こちらを参照してください。