2014年5月1日10時18分
Armadillo各製品のソフトウェアのアップデートを行いました。以下の製品が対象になります。
- Armadillo-810
- Armadillo-840
AV コーデックミドルウェア用のデバイスドライバを組み込んだカーネルでは以下のバグが確認されており、 現在修正作業を行っております。
- 起動時にカーネルがstack traceを出力する
- 数週間程度H.264形式のデータをデコードすると、デコード処理が停止することがある
- 繰り返しデコードを行うとデコード処理が停止する事がある
上記のバグのうちAV コーデックミドルウェアを使用しない場合でも起動時にstack traceが 出力される事があります。そのため、標準イメージに AVコーデックミドルウェア用の デバイスドライバを組込まないように変更いたしました。
引き続き AV コーデックミドルウェアをご利用いただく場合は、アップデート前の イメージとソースコードを各製品ページよりダウンロードしてご利用ください。
カーネル(linux-3.4-at7)
- AV コーデックミドルウェアドライバを削除
Atmark Dist (v20140602)
- /etc/default/rc.localをAV コーデックミドルウェア用デバイスドライバの 組みこまれていないカーネルに対応
標準イメージファイル
カーネル、Atmark Distの変更に伴い、標準イメージが変更となります。
Armadillo-840
- カーネル linux-a840-v1.03.bin.gz
- ユーザーランド romfs-a840-v1.03.img.gz
Armadillo-810
- カーネル linux-a810-v1.06.bin.gz
- ユーザーランド romfs-a810-v1.05.img.gz