2022年6月28日13時00分
Armadillo-IoT ゲートウェイ G4のアップデートを行いました。
このリリースはダウンロードページからダウンロード可能です。
ドキュメント
Armadillo-IoT ゲートウェイ G4 製品マニュアル (v1.8.0)
- 「2.2. 取扱い上の注意事項」 に「設置時の注意事項」、「発熱に関する注意事項」、「電気通信事業法に関する注意事項について」を追加
- 「5.2. ログイン」 に「atmark」アカウントのロックに関する説明を追加
- セキュリティガイドの分冊化に伴い 「11. セキュリティ」 を削除
- 誤記および分かりにくい表記の修正
Armadillo Base OS 開発ガイド (v1.3.0)
- 「7. インストールディスクの作成」 を追加
- 「8. 製造・量産する」 を追加
- 「9.4. コンテナデザインパターン」 に複数コンテナを使用する場合のデザインパターンを追加
- 「9.6. ネットワーク」 を追加
Armadillo-IoT ゲートウェイ G4 セキュリティガイド (v1.0.0)
- 新規リリース
Armadillo Base OS (3.16.0-at.1)
Armadillo Base OS は SWU イメージとして提供されます。 SWUイメージをインストールする方法については、製品マニュアルのSWU「イメージのインストール」 を参考にしてください。
alpine 3.16
alpine 3.16 をベースとしたリリースです。このアップデートには、podman 4 や NetworkManager 1.38 などのコアソフトウェアのアップデートも含まれていますが、適合性があります。
imx-boot (u-boot 2020.04-at9)
- セキュアブートに関するメッセージの修正。
Linux カーネル (linux-at-5.10.126-r0)
- linux-stable/linux-5.10.y merge 118 -> 126。
- x2_defconfig: CGROUP_BPF の有効化。podman 4 に必要です。
- x2_defconfig: IP6_NF_NAT の有効化。podman の ipv6 対応に必要です。
- Armadillo G4 向けの PCI のチューニング。
- RS485 の修正。
Linux カーネル v5.10-atのソースコードは、github上でも公開しています。
atmark-x2-base (1.8-r1)
- podman_start: 起動時に podman ネットワークの dns オプションを有効にする対応。
- abos-ctrl make-installer: ユーザー(Windowsで読み書き可能)パーティションのサポート。
- abos-ctrl podman-storage: 一時的なストレージに入ってるイメージをコピーする機能の追加。
- profile.d/atmark.sh (ログインした時のメッセージ): メッセージの見直し。
- zramswap サービスの追加。今後のアップデートで有効にする予定です。
上記以外の変更
- 「atmark」ユーザーがデフォルトでロックされます。パスワード設定済みの場合は影響ありません。
- 不要な SoC 固有のライブラリを削除しました。動作に影響ありません。
- /etc/swupdate.pem と /etc/apk/keys にアットマークの予備の証明書を追加しました。「mkswu --init」の際にアットマークからのアップデートを拒否していた場合は追加されません。
ATDE
ATDE9(v20220624)
- /lib/firmware/regulatory.db と /lib/firmware/regulatory.db.p7s のシンボリックリンクを修正。
debian package
- mkswu 4.2
- ログの出力を改善しました。swupdate の更新と合わせて、エラーログをエラー発生時以外に使わないよう変更しました。
- swupdate_preserve_files に dnsmasq, sysctl, iptables と hostapd のコンフィグファイルを追加しました。
イメージファイル
- Armadillo Base OS SWUイメージ baseos-x2-3.16.0-at.1.swu
- インストールディスクイメージ baseos-x2-installer-3.16.0-at.1.zip