2023年5月29日15時00分
Armadillo-IoT ゲートウェイ G4およびArmadillo-X2のアップデートを行いました。
このリリースはダウンロードページからダウンロード可能です。
ドキュメント
Armadillo-IoT ゲートウェイ G4 製品マニュアル (v1.18.0)
- 「7.1.7.2. 3G/LTE のコネクションを作成する」 KDDI データ専用 SIM が LTE 接続できない場合の対処方法を追加
- 「7.1.7.9. 3G/LTE 再接続サービス」 設定ファイルの保存場所が変更になったのを記載
- 「9.1. GUI アプリケーションを開発する」 に Factory Signage アプリケーションを追加
- 「9.2. CUI アプリケーションを開発する」 の開発手順に関する説明を修正
- 「9.4.5.1. Bluetooth を扱う」 から不要な手順を削除
- 「9.11.4. ボタンやキーを扱う」 の buttond に関するオプションの説明を修正
- 「9.11.4.3. Armadillo 起動時にのみボタンに反応する方法」 を追加
- 誤記および分かりにくい表記の修正
Armadillo-X2 製品マニュアル (v1.4.0)
- 「9.1. GUI アプリケーションを開発する」 に Factory Signage アプリケーションを追加
- 「9.2. CUI アプリケーションを開発する」 の開発手順に関する説明を修正
- 「9.4.5.1. Bluetooth を扱う」 から不要な手順を削除
- 「9.11.4. ボタンやキーを扱う」 の buttond に関するオプションの説明を修正
- 「9.11.4.3. Armadillo 起動時にのみボタンに反応する方法」 を追加
- 誤記および分かりにくい表記の修正
Armadillo Base OS 開発ガイド (v1.4.1)
- 「11.6. ネットワーク」 に IPv6 を無効にする方法を追加
Armadillo Base OS (3.17.3-at.6)
Armadillo Base OS は SWU イメージとして提供されます。 SWUイメージをインストールする方法については、製品マニュアルのSWU「イメージのインストール(G4)」またはSWU「イメージのインストール(X2)」 を参考にしてください。
Linux カーネル (linux-at-5.10.180-r0)
- linux-stable/linux-5.10.y merge 178 -> 180。
- NXP から提供された imx8mp.dtsi に 256MB の不要なメモリ領域があったため、無効化しました。使えるメモリが 256MB 増えました。
Linux カーネル v5.10-atのソースコードは、github上でも公開しています。
abos-base 1.18-r2
- abos-base 1.18-r0 の podman_start hotplug 変更に問題あったため、/dev マウントを 1.17-r0 状態に戻しました。
- abos-base 1.18-r0 で追加された podman_start の「重複したボリュームをスキップする」対応が不完全なために修正しました。
Armadillo Base OS 3.17.3-at.5 の abos-base 1.17-r0 から直接アップデートする場合は 5月17日 のニュース を確認してください。
buttond 1.2-r0
- Armadillo 起動時にボタンイベント取得する機能を追加
- 詳しい手順はマニュアルの「9.11.4.3. Armadillo 起動時にのみボタンに反応する方法」をご参照ください。
modemmanager 1.20.2-r100
- 各通信キャリアが 3G を停波した後も LTE を接続するための修正。
詳細は Armadillo-IoT G4, Armadillo-IoT G3M1:3G 停波対応ソフトウェア適用のお願い をご参照ください。
イメージファイル
- Armadillo Base OS SWUイメージ baseos-x2-3.17.3-at.6.swu
- インストールディスクイメージ baseos-x2-installer-3.17.3-at.6.zip
ATDE
debian package
- mkswu 4.12
swdesc_*
コマンドにバージョンが指定されなかった場合にワーニングを出力するようにしました。来年2024年5月のアップデートからエラーとなります。 今回のアップデートでは動作は変わりません:他のバージョンのアップデートがあった場合に、バージョンのないコマンドがインストールされますが、複数のバージョンの場合にその動作が分かりにくいために制限を追加します。
VSCode Extension
- Armadillo Base OS Development Environment 1.2.0
- Factory Signage デモアプリの新規作成に対応
VSCode で開発したアプリケーションで USB ホットプラグを使用する場合は、
Armadillo Base OS のバージョンを 3.17.2-at.4 (2023年3月リリース) 以上にアップデートしてください。
VSCode Project
- GUI Project 1.0.5
- マウス及び USBカメラのホットプラグに対応
- Signage Project 1.0.1
- 日曜日になると日付が消える問題を修正
- サンプルとして含まれている動画ファイルをファイルサイズの小さいものに変更
- Factory Signage Project 1.0.0
- 新規追加
- Python Project 1.0.2
- アプリケーションが出力するファイルの保存パスを /vol_data/log/temp.txt に変更
- プロジェクト内に swu ディレクトリを追加し、生成される swu ファイルはこのディレクトリに保存されるように変更
- Shell Project 1.0.2
- アプリケーションが出力するファイルの保存パスを /vol_data/log/temp.txt に変更
- プロジェクト内に swu ディレクトリを追加し、生成される swu ファイルはこのディレクトリに保存されるように変更
hawkBit アップデートサーバーの docker-compose コンテナ
バージョン 4.12 でデータベースコンテナを mysql:5.7 から mariadb:10 に更新しました。hawkbit コンテナの前のバージョンは古い mysql でしか起動でききませんでしたが、今月の更新では新しいバージョンでしか起動できなくなりました。 スクリプトをダウンロードしなおして、setup_container.sh を再実行するとデーターベースが更新されてコンテナも更新されます。