2023年9月28日13時36分
Armadillo-IoT ゲートウェイ G4およびArmadillo-X2のアップデートを行いました。
このリリースはダウンロードページからダウンロード可能です。
ドキュメント
Armadillo-IoT ゲートウェイ G4 製品マニュアル (v2.0.1)
- 「表 2.2. 仕様」 内の拡張インターフェース仕様を修正
- 「表 2.3. 仕様(AGX4500-C03*, AGX4520-C03*)」 内の拡張インターフェース仕様を修正
- 「表 3.1. 電源を切っても保持されるディレクトリ(ユーザーデータディレクトリ)」 内の説明文を修正
- 「3.3.4.3. クロスコンパイル用ライブラリをインストールする」 に手順に関する補足説明を追記
- 「図 3.66. Bluetooth を起動する実行例」 内の手順を修正
- 誤記修正
Armadillo-X2 製品マニュアル (v2.0.1)
- 「表 3.1. 電源を切っても保持されるディレクトリ(ユーザーデータディレクトリ)」 内の説明文を修正
- 「3.3.4.3. クロスコンパイル用ライブラリをインストールする」 に手順に関する補足説明を追記
- 「図 3.66. Bluetooth を起動する実行例」 内の手順を修正
- 誤記修正
Armadillo Base OS (3.18.3-at.4)
Armadillo Base OS は SWU イメージとして提供されます。 SWUイメージをインストールする方法については、製品マニュアルのSWU「イメージのインストール(G4)」またはSWU「イメージのインストール(X2)」 を参考にしてください。
ABOS Web 1.1.3
- 以下の機能を追加
- WLAN設定ページが表示されるまで時間がかかることがある問題を修正
- WLANのクライアントモードの設定を削除しなくても、APモードの設定が可能となるように対応
- WLANクライアントモードの SSID リストがリアルタイムで更新されるように対応
- SWUインストールページに最新のアップデートがインストールされた日時を表示するように対応
ABOS Web は、Web ブラウザから Armadillo の動作設定を行う機能で、ABOS を搭載する全ての Armadillo に対応しています。 ABOS Web は、バージョン v3.17.4-at.7 以降の ABOS に組み込まれていますので、 お手元の Armadillo の ABOS のバージョンがそれより古い場合には更新してください。
ABOS がすでに設定されている場合には ABOS Web がデフォルトで起動されません。起動させたい場合はインストールディスクをご利用ください。
Linux カーネル (linux-at-5.10.197-r0)
- linux-stable/linux-5.10.y merge 191 -> 197
- armadillo_iotg_g4.dts: linux,cma の連続するメモリ領域予約を 768MB から 1GB に増加。同時に再生できる動画の数が増えています。ビデオ等で使用しない場合でも普通のメモリの割り当てで使用できますので悪影響がありません。
Linux カーネル v5.10-atのソースコードは、github上でも公開しています。
imx-boot 2020.04-at19
セキュアーブートの CVE-2023-39902 脆弱性の修正です。 セキュアーブートを使用しない場合に影響ありません。
セキュアーブートを使用する場合にソースを更新してリビルドすることを推奨します。
abos-base (1.23-r0)
- 各ファイルに SPDX のライセンスヘッダの追加
modemmanager (1.20.2-r102)
- Armadillo-IoT ゲートウェイ G4 LTE モデル (LTE モジュール: EC25-J)
- ユーザー名、パスワードが未設定の SIM が接続できない不具合修正
- PPP PAP 認証指定時 PAP にならずに CHAP になる不具合修正
- r100 にて追加して r101 で一旦削除した 3G 停波対応を復活
atmark-wwan-utils (1.5.2-r0)
- send-at: コマンドヘルプの文言修正
- wwan-poweroff: Armadillo-IoT ゲートウェイ G4 LTE モデルにて Armadillo 起動後すぐに終了すると終了に 3 分程度かかる問題修正
- 各ファイルに SPDX のライセンスヘッダの追加
上記以外の変更
- /etc/ssh/sshd_config に /etc/ssh/sshd_config.d/*.conf を読み取る命令を追加しました。 コンフィグをカスタマイズする場合はディレクトリを作って別のファイルで管理することを推奨します。
- デフォルトの sshd_config に「PrintMotd no」を追加して、motd が二回表示されないように修正しました。
イメージファイル
- Armadillo Base OS SWUイメージ baseos-x2-3.18.3-at.4.swu
- インストールディスクイメージ baseos-x2-installer-3.18.3-at.4.zip
ATDE
debian package
- mkswu 4.15.1
- 各ファイルに SPDX のライセンスヘッダの追加。
- Armadillo-IoT ゲートウェイ A6E 、Armadilo-640 または Armadilo-610 にて SD ブートを使用する場合の u-boot 更新スクリプトを修正
- 上記製品にて SD ブートをご利用になられる場合、必ず mkswu を更新してください。
- アップデートスクリプトにいくつかの細かい修正
- 詳細は github を参照ください。
ATDE9 v20230911
- クロスコンパイルライブラリをプリインストール
VSCode Project
- SWU イメージ作成時に常にコンテナイメージを再ビルドするように対応