2024年12月23日16時45分
Armadillo-IoT ゲートウェイ G4 および Armadillo-X2 のアップデートを行いました。
このリリースはダウンロードページからダウンロード可能です。
ドキュメント
Armadillo-IoT ゲートウェイ G4 製品マニュアル (v2.17.0)
- 「3.17. 生成した SBOM をスキャンする」 追加
- 「図 3.77. DT overlay を作成する例」 の persist_file コマンドにバージョンアップ時も変更が反映されるようにするため -p オプションを追加
- 誤記修正
Armadillo-X2 製品マニュアル (v2.17.0)
- 「3.17. 生成した SBOM をスキャンする」 追加
- 「図 3.74. DT overlay を作成する例」 の persist_file コマンドにバージョンアップ時も変更が反映されるようにするため -p オプションを追加
- 誤記修正
Armadillo Base OS (3.20.3-at.7)
Armadillo Base OS は SWU イメージとして提供されます。
SWUイメージをインストールする方法については、製品マニュアルの「SWUイメージのインストール(G4)」または「SWUイメージのインストール(X2)」 を参考にしてください。
対応された脆弱性
対応された脆弱性に関する情報です。アップデートの緊急性を評価する際の参考にしてください。
- linux: linux v5.10.231およびv5.10.232で対応された各脆弱性(exfat, cifs...)
ABOS Web 1.7.1
- 無線ネットワークのリストを取得する Rest API を使用する際、rescan パラメータが無いとリストが取得できなかった問題を修正
armadillo-twin-agent: (1.5-r0)
- ハートビートの送信間隔が一定周期にならない場合があるのを改善
- ネットワーク接続が一時的に切断して送信完了待ちになった場合や、OS がスリープした場合に、それらの待ち時間ぶん送信間隔が長くなってしまう問題を修正した
- ModemManager から LTE モデムの位置情報(基地局情報)を取得したときのパース処理で、無効値に不具合があったのを修正
Linux カーネル (linux-at-5.10.232-r0)
- linux-stable/linux-5.10.y merge 230 -> 232
- armadillo_iotg_g4.dts: SD カード配線に外部 pull-up があるため、内部 pull-up 設定を無効化しました。
- Armadillo-IoT ゲートウェイ A9E 向けの追加
- Armadillo-IoT ゲートウェイ G4 および Armadillo-X2 と共通の defconfig にいくつかのドライバーを追加しておりますが、Armadillo-IoT ゲートウェイ G4 および Armadillo-X2 に影響はありません。
Linux カーネル v5.10-atのソースコードは、github上でも公開しています。
abos-base (2.12-r0)
- podman_start: エラーの際にエラーしたコンテナ名を表示するように変更
- 非rootユーザーで abos-ctrl/persist_file を実行する際にわかりやすいエラーを出力するように変更
modemmanager (1.22.0-r103)
- cinterion-els31: modemmanager 内 modem インスタンスの初期化シーケンスが失敗する問題へのワークアラウンドを追加1
- 一部 AT コマンドの応答が遅延することがあり、その場合に初期化シーケンスにずれが発生して初期化エラーになることがありましたので、初期化シーケンス途中のコマンドにリトライ処理を追加し、エラーを巻き取るようにしました。
atmark-wwan-utils (1.10.0)
- connectin-recover.log ファイルが存在しないときにワーニングが表示される現象を修正
Flutter GUIデモコンテナ (1.4.4)
- 最新のABOSDE Project をビルドしたものに更新
ATDE
ABOSDE Project
- Python App Project 1.3.2
- container/resources_python/bin/python_launch を追加して、ユーザーが python_launch ファイルを編集できるように修正。python_launch ファイルは config/app.conf から呼び出されており、コンテナが起動したタイミングで実行される処理が記述されています。
- C App Project 1.1.3
- container/resources_c/bin/c_launch を追加して、ユーザーが c_launch ファイルを編集できるように修正。c_launch ファイルは config/app.conf から呼び出されており、コンテナが起動したタイミングで実行される処理が記述されています。
- Factory Signage App Project 1.4.4
- container/resources_flutter/bin/flutter_launch を追加して、ユーザーが flutter_launch ファイルを編集できるように修正。flutter_launch ファイルは config/app.conf から呼び出されており、コンテナが起動したタイミングで実行される処理が記述されています。
- Flutter App Project 1.4.4
- container/resources_flutter/bin/flutter_launch を追加して、ユーザーが flutter_launch ファイルを編集できるように修正。flutter_launch ファイルは config/app.conf から呼び出されており、コンテナが起動したタイミングで実行される処理が記述されています。
- GUI App Project 1.4.4
- container/resources_flutter/bin/flutter_launch を追加して、ユーザーが flutter_launch ファイルを編集できるように修正。flutter_launch ファイルは config/app.conf から呼び出されており、コンテナが起動したタイミングで実行される処理が記述されています。
- Signage App Project 1.4.4
- container/resources_flutter/bin/flutter_launch を追加して、ユーザーが flutter_launch ファイルを編集できるように修正。flutter_launch ファイルは config/app.conf から呼び出されており、コンテナが起動したタイミングで実行される処理が記述されています。
Armadillo-IoT ゲートウェイ Cat.1 モデルへの対処で、 Armadillo-IoT ゲートウェイ G4 LTE モデルには影響ありません。 ↩