製品アップデート

Armadillo 製品アップデートのお知らせ (2025年02月/Armadillo-600シリーズ対象)

2025年2月26日15時45分

Armadillo-600シリーズのソフトウェア、ドキュメントをアップデートしました。

このリリースはダウンロードページからダウンロード可能です。

ドキュメント (Armadillo Base OS 向け)

Armadillo-640 製品マニュアル Armadillo Base OS 対応 (v4.19.0)

  • 「4.4.2. Armadillo Base OS の更新」 内の推奨手順を変更
  • libgpiod のバージョンアップに伴って、「3.6.9. GPIO を制御する」 内の手順を変更
  • 「6.29.4. LCD オプションセット(7 インチタッチパネル WVGA 液晶)」 内で紹介している LCD の型番を変更
  • その他軽微な修正及び誤記修正

Armadillo-610 製品マニュアル Armadillo Base OS 対応 (v4.19.0)

  • 「4.4.2. Armadillo Base OS の更新」 内の推奨手順を変更
  • libgpiod のバージョンアップに伴って、「3.6.6. GPIO を制御する」 内の手順を変更
  • 「6.29.3. LCD オプションセット(7 インチタッチパネル WVGA 液晶)」 内で紹介している LCD の型番を変更
  • その他軽微な修正及び誤記修正

Armadillo Base OS (3.21.3-at.1)

Armadillo Base OS は SWU イメージとして提供されます。
SWU イメージをインストールする方法については、製品マニュアルの 「SWU イメージのインストール(A640)」 または 「SWU イメージのインストール(A610)」 を参考にしてください。

対応された脆弱性

対応された脆弱性に関する情報です。アップデートの緊急性を評価する際の参考にしてください。

  • linux: linux v5.10.233からv5.10.234までに対応された各脆弱性

Alpine 3.21

Armadillo Base OS で使用している alpine のベースを alpine 3.21 に更新しました。 いくつかのコアのプログラムが更新されました。 影響の可能性があるパッケージは以下のとおりです:

  • libgpiod 1.6.4 -> 2.2 適合性のための実装をしてありますが、Armadillo Base OS 上で gpioset または gpioget コマンドをご利用の場合は https://armadillo.atmark-techno.com/howto/libgpiod2-update をご確認ください。

  • eudev (コンフィグの変更) システムの udev のルールディレクトリは /lib/udev/rules.d から /usr/lib/udev/rules.d へ変更されました。 推奨どおりに /etc/udev/rules.d をご利用の場合には影響ありません。

また、影響はないと思われますが以下のメジャーなパッケージも更新されています:

  • busybox 1.36.1 -> 1.37.0
  • openrc 0.54 -> 0.55
  • curl 8.11 -> 8.12
  • networkmanager 1.46 -> 1.50
  • openssh 9.7 -> 9.9

Linux カーネル (linux-at-5.10.234-r0)

  • linux-stable/linux-5.10.y merge 233 -> 234

Linux カーネル v5.10-atのソースコードは、github上でも公開しています。

u-boot (2020.04-at25)

  • btrfs ファイルシステムからファイルを読み取る際の処理の修正。
  • btrfs ファイルシステムからファイルが存在しない場合に「Cannot lookup file」のメッセージを表示しないように変更。インストールディスクに「boot.scr」ファイルがないため、そのメッセージは出力されなくなります。
  • 細かい修正いくつか

abos-base (2.14-r0)

Armadillo-600シリーズには影響ありません。

ABOS Web (1.7.3)

  • SWU インストール時のログ文字列に色が着くように対応
  • SWU インストール時のログ文字列をコピーしてペーストした時に一行ごとに余計な改行が入らないように対応

mkswu (7.2)

  • boot バージョンの更新。Armadillo にインストールされているバージョンが「2020.4-at24」の様に「at」と数字部分に区切りがない場合に自動的に「2020.4-at.24」に修正されます。区切りがない場合にブートローダーのバージョン更新が認識されてませんので、この修正が入って初めてのアップデートにブートローダーが含まれてる場合にアップデートを2回インストールする必要があります。
  • mkswu –init 時のパスワード入力に ctrl-c を入力すると入力を停止させる対応

ATDE9

ABOSDE Project

  • Python App Project 1.3.4
    • コンテナ内の /vol_app ディレクトリを read only に変更
    • [Generate development swu] 実行時にデフォルトではSBOMを生成しないように修正
  • C App Project 1.1.5
    • コンテナ内の /vol_app ディレクトリを read only に変更
    • [Generate development swu] 実行時にデフォルトではSBOMを生成しないように修正
    • make が失敗した場合に以降の処理を行わないように修正
  • GW App Project 1.4.3
    • コンテナ内の /vol_app ディレクトリを read only に変更
    • [Generate development swu] 実行時にデフォルトではSBOMを生成しないように修正

Debian GNU/Linux 10 (buster) 用

Linux v4.14-at66

CVE-2024-53104 の脆弱性対応のためのリリースです。 こちらの脆弱性は、uvc_parse_format 関数が特定のフレームタイプを適切に処理しないことに起因し、USB デバイス差し込みによって境界外メモリへの書き込みにつながる脆弱性です。

Armadillo-640 製品マニュアル Debian GNU/Linux 10 (buster) 対応 (v2.6.0)

  • 「18.4. LCD オプションセット(7 インチタッチパネル WVGA 液晶)」 内で紹介している LCD の型番を変更

Armadillo-610 製品マニュアル Debian GNU/Linux 10 (buster) 対応 (v2.5.0)

  • 「18.3. LCD オプションセット(7 インチタッチパネル WVGA 液晶)」 内で紹介している LCD の型番を変更

Debian GNU/Linux 9 (stretch) 用

Linux v4.14-at66

CVE-2024-53104 の脆弱性対応のためのリリースです。 こちらの脆弱性は、uvc_parse_format 関数が特定のフレームタイプを適切に処理しないことに起因し、USB デバイス差し込みによって境界外メモリへの書き込みにつながる脆弱性です。

Armadillo-640 製品マニュアル Debian GNU/Linux 9 (stretch) 対応 (v1.21.0)

  • 「18.4. LCD オプションセット(7 インチタッチパネル WVGA 液晶)」 内で紹介している LCD の型番を変更

Armadillo-610 製品マニュアル Debian GNU/Linux 9 (stretch) 対応 (v1.6.0)

  • 「18.3. LCD オプションセット(7 インチタッチパネル WVGA 液晶)」 内で紹介している LCD の型番を変更