2025年2月26日15時45分
Armadillo-IoT ゲートウェイ G4 および Armadillo-X2 のアップデートを行いました。
このリリースはダウンロードページからダウンロード可能です。
ドキュメント
Armadillo-IoT ゲートウェイ G4 製品マニュアル (v2.19.0)
- 「表 3.30. 動作確認済み MIPI CSI-2 カメラデバイス一覧」 内の KBCR-S51MM のリンクを修正
- 「4.4.2. Armadillo Base OS の更新」 内の推奨手順を変更
- libgpiod のバージョンアップに伴って、「3.6.13. GPIO を制御する」 内の手順を変更
- 「2. 製品概要」 内で紹介している RTC の平均月差は、正しくは最大月差であったため修正
- その他軽微な修正及び誤記修正
Armadillo-X2 製品マニュアル (v2.19.0)
- 「表 3.22. 動作確認済み MIPI CSI-2 カメラデバイス一覧」 内の KBCR-S51MM のリンクを修正
- 「4.4.2. Armadillo Base OS の更新」 内の推奨手順を変更
- libgpiod のバージョンアップに伴って、「3.6.8. GPIO を制御する」 内の手順を変更
- 「2. 製品概要」 内で紹介している RTC の平均月差は、正しくは最大月差であったため修正
- その他軽微な修正及び誤記修正
Armadillo-IoT ゲートウェイ G4/ArmadilloX2 セキュリティガイド(v1.7.0)
- 「5. セキュアブート」 において、SWU イメージを使用してセキュアブートの有効化およびストレージの暗号化を行う手順に変更
Armadillo Base OS (3.21.3-at.1)
Armadillo Base OS は SWU イメージとして提供されます。
SWUイメージをインストールする方法については、製品マニュアルの「SWUイメージのインストール(G4)」または「SWUイメージのインストール(X2)」 を参考にしてください。
対応された脆弱性
対応された脆弱性に関する情報です。アップデートの緊急性を評価する際の参考にしてください。
- linux: linux v5.10.233からv5.10.234までに対応された各脆弱性
Alpine 3.21
Armadillo Base OS で使用している alpine のベースを alpine 3.21 に更新しました。 いくつかのコアのプログラムが更新されました。 影響の可能性があるパッケージは以下のとおりです:
-
libgpiod 1.6.4 -> 2.2 適合性のための実装をしてありますが、Armadillo Base OS 上で gpioset または gpioget コマンドをご利用の場合は https://armadillo.atmark-techno.com/howto/libgpiod2-update をご確認ください。
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eudev (コンフィグの変更) システムの udev のルールディレクトリは /lib/udev/rules.d から /usr/lib/udev/rules.d へ変更されました。 推奨どおりに /etc/udev/rules.d をご利用の場合には影響ありません。
また、影響はないと思われますが以下のメジャーなパッケージも更新されています:
- busybox 1.36.1 -> 1.37.0
- openrc 0.54 -> 0.55
- curl 8.11 -> 8.12
- networkmanager 1.46 -> 1.50
- openssh 9.7 -> 9.9
Linux カーネル (linux-at-5.10.234-r0)
- linux-stable/linux-5.10.y merge 233 -> 234
- Armadillo IoT A9E用の変更もいくつかありますが、Armadillo IoT G4 および X2 に影響はありません。
Linux カーネル v5.10-atのソースコードは、github上でも公開しています。
imx-boot (2020.04-at25)
- btrfs ファイルシステムからファイルを読み取る際の処理の修正。
- btrfs ファイルシステムからファイルが存在しない場合に「Cannot lookup file」のメッセージを表示しないように変更。インストールディスクに「boot.scr」ファイルがないため、そのメッセージは出力されなくなります。
- セキュアブート処理のための secureboot.sh の改善。新しい使い方はセキュリティマニュアルをご参照ください。
- いくつかの細かい修正
abos-base (2.14-r0)
- セキュアブート用のインストーラーを生成する際にデータの量が少ないと SD カードの boot イメージを壊す恐れがあります。セキュアブートを利用しない場合には影響ありません。
ABOS Web (1.7.3)
- SWU インストール時のログ文字列に色が着くように対応
- SWU インストール時のログ文字列をコピーしてペーストした時に一行ごとに余計な改行が入らないように対応
mkswu (7.2)
-
boot
バージョンの更新。Armadillo にインストールされているバージョンが「2020.4-at24」の様に「at」と数字部分に区切りがない場合に自動的に「2020.4-at.24」に修正されます。区切りがない場合にブートローダーのバージョン更新が認識されてませんので、この修正が入って初めてのアップデートにブートローダーが含まれてる場合にアップデートを2回インストールする必要があります。 -
mkswu –init
時のパスワード入力に ctrl-c を入力すると入力を停止させる対応
Flutter GUIデモコンテナ (1.4.6)
- 最新のABOSDE Project をビルドしたものに更新
ATDE
debian package
- mkswu (7.2): Armadillo Base OS と同様のアップデート
ABOSDE Project
- Python App Project 1.3.4
- コンテナ内の /vol_app ディレクトリを read only に変更
- [Generate development swu] 実行時にデフォルトではSBOMを生成しないように修正
- C App Project 1.1.5
- コンテナ内の /vol_app ディレクトリを read only に変更
- [Generate development swu] 実行時にデフォルトではSBOMを生成しないように修正
- make が失敗した場合に以降の処理を行わないように修正
- Factory Signage App Project 1.4.6
- コンテナ内の /vol_app ディレクトリを read only に変更
- [Generate development swu] 実行時にデフォルトではSBOMを生成しないように修正
- Flutter App Project 1.4.6
- コンテナ内の /vol_app ディレクトリを read only に変更
- [Generate development swu] 実行時にデフォルトではSBOMを生成しないように修正
- GUI App Project 1.4.6
- コンテナ内の /vol_app ディレクトリを read only に変更
- [Generate development swu] 実行時にデフォルトではSBOMを生成しないように修正
- Signage App Project 1.4.6
- コンテナ内の /vol_app ディレクトリを read only に変更
- [Generate development swu] 実行時にデフォルトではSBOMを生成しないように修正