at_shiita.ishigaki
2022年4月1日 8時29分
ロケールとは国・地域等によって違うタイムゾーンや書式等をシステムに伝える機能です。
現在のロケール設定を確認するにはlocaleコマンドを使用します。
[armadillo ~]# locale
LANG=C.UTF-8
LANGUAGE=C.UTF-8
LC_CTYPE="C.UTF-8"
LC_NUMERIC="C.UTF-8"
LC_TIME="C.UTF-8"
LC_COLLATE="C.UTF-8"
LC_MONETARY="C.UTF-8"
LC_MESSAGES="C.UTF-8"
LC_PAPER="C.UTF-8"
LC_NAME="C.UTF-8"
LC_ADDRESS="C.UTF-8"
LC_TELEPHONE="C.UTF-8"
LC_MEASUREMENT="C.UTF-8"
LC_IDENTIFICATION="C.UTF-8"
LC_ALL=
現在使用できるロケールを確認するには-aオプションを使用します。
[armadillo ~]# locale -a
C
C.UTF-8
POSIX
使用したいロケールが一覧にない場合はlocale-genコマンドを使用することで、そのロケールが使用できるようになります。
local-genコマンドは/etc/locale.gen に記載されているロケールをコンパイルしますので、
etc/local.genに記載されている、使用したいロケール行のコメントアウトを外す必要があります。
※ここでは例として、/etc/local.genに記載されているja_JP.UTF-8 UTF-8のコメントを外します。
[armadillo ~]# locale-gen
Generating locales (this might take a while)...
ja_JP.UTF-8... done
Generation complete.
[armadillo =]# locale -a
C
C.UTF-8
POSIX
ja_JP.utf8 # ja_JP.utf8が増えている