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Armadillo-IoT: mosquitto-clientでMQTTを使ってみる

at_ito
2015年11月2日 3時57分

Armadillo-IoTの標準イメージにはmosquitto-clientが入っています。mosquitto-clientはMQTTを簡単に扱うことができます。

今回は、このmosquitto-clientを使って、簡単にMQTTを使ってメッセージを送受信してみます。

環境

MQTTのメッセージ送受信にはMQTTブローカーが必要です。今回は簡単にテストを行うために、クラウドサービスであるsangoを使用します。

MQTTブローカーの情報(sangoにログインすることで確認できます)

  • ホスト名: lite.mqtt.shiguredo.jp
  • ポート番号: 1883
  • ユーザー名: tito1024@github
  • パスワード: xxx
  • (※: 上記のユーザー名とパスワードはお使いのアカウントに合わせておきかえてください)


送受信するメッセージ

  • トピック: tito1024@github/test/mosquitto-client

subscribe

まずはメッセージがMQTTにpublishされた場合に、すぐにメッセージを受け取れるように、mosquitto_subコマンドを実行しておきます。

以下のコマンドを実行して、トピック「tito1024@github/test/mosquitto-client1」をsubscribeしてください。

[armadillo ~]# mosquitto_sub -h lite.mqtt.shiguredo.jp -p 1883 -u tito1024@github -P xxx -t tito1024@github/test/mosquitto-client1 &

publish

メッセージの受信用意はできましたので、次はmosquitto_pubコマンドでメッセージを送ってみます。

以下のコマンドを実行して、トピック「tito1024@github/test/mosquitto-client1」にメッセージをpublishしてください。

[armadillo ~]# mosquitto_pub -h lite.mqtt.shiguredo.jp -p 1883 -u tito1024@github -P xxx -t tito1024@github/test/mosquitto-client1 -r -m "Hello World"

上記コマンドを実行すると、mosquitto_subコマンドで受信したメッセージがコンソールに出力されます。

参考