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USBデバイスが接続されたときのドライバの挙動にはVendorID、ProductIDが使用される。 代表的なUSBデバイスについては、VendorID、ProductIDはドライバに登録済みであるが、 登録されていないUSBデバイスを使う場合は、VendorID、ProductIDを確認して、登録する必要がある。

Armadillo上でUSBデバイスのVendorID、ProductIDを確認する場合は、USBデバイスを接続した状態で /proc/bus/usb/devices ファイルで確認できる。

例：USBモニタLCD-8000UをArmadilloに接続して、catコマンドで、/proc/bus/usb/devicesファイルを確認。 （下記は、LCD-8000Uの部分のみを抜粋）

[root@armadillo440-0 (ttymxc1) ~]# cat /proc/bus/usb/devices

T:  Bus=02 Lev=01 Prnt=01 Port=00 Cnt=01 Dev#=  3 Spd=480 MxCh= 0
D:  Ver= 2.00 Cls=00(>ifc ) Sub=00 Prot=00 MxPS=64 #Cfgs=  1
P:  Vendor=17e9 ProdID=01bb Rev= 1.02
S:  Manufacturer=DisplayLink
S:  Product=LCD-8000U
S:  SerialNumber=823313
C:* #Ifs= 1 Cfg#= 1 Atr=80 MxPwr=500mA
I:* If#= 0 Alt= 0 #EPs= 2 Cls=ff(vend.) Sub=00 Prot=00 Driver=(none)
E:  Ad=01(O) Atr=02(Bulk) MxPS= 512 Ivl=0ms
E:  Ad=82(I) Atr=03(Int.) MxPS=   8 Ivl=1ms

上記内の
P: Vendor=17e9 ProdID=01bb Rev= 1.02
より、本例で使用したUSBモニタは
VendorID：0x17e9
ProductID：0x01bb
であることがわかる。

補足） linuxにはVendorID、ProductIDを確認するコマンドとして、lsusbというコマンドがあるが、 Armadillo-400シリーズの標準のディストリビューションには含まれていなかったので上記の手法で確認した。