at_kazutaka.bito
2019年9月2日 16時16分
Armadillo-640で、音声ファイル(mp3)を再生する方法です。
alsa-utilsに含まれるaplayだとノイズになるので、mp3の再生に対応したmplayerを使います。
1.Armadillo-640の音声の確認環境の準備
ここでは、音声の確認環境として、
Armadillo-640:USBオーディオで録音、再生
を使用します。
上記ブログの
「2.オーディオ関連のパッケージをインストール」
まで実施します。
2.mplayerのインストール
mp3の再生に対応したmplayerをインストールします。
root@armadillo:~# apt-get install mplayer
3.オーディオデバイスのカード番号とデバイス番号の確認
オーディオデバイスのカード番号とデバイス番号の確認を確認します。
下記は、上記1で準備したArmadillo-640にUSBオーディオのスピーカを接続した場合です。
root@armadillo:~# aplay -l
**** List of PLAYBACK Hardware Devices ****
card 0: Device [C-Media USB Audio Device], device 0: USB Audio [USB Audio]
Subdevices: 1/1
Subdevice #0: subdevice #0
上記の場合、"card 0"より、カード番号が"0"であることがわかりました。
"device 0"より、デバイス番号が"0"であることがわかりました。
4.音声ファイル(mp3)の再生
上記手順3で確認したカード番号"0"、デバイス番号が"0"(※)のオーディオデバイスのスピーカから"sample.mp3"を再生します。
※)下記コマンドの"alsa:device=plughw=0.0"でカード番号"0"、デバイス番号"0"を指定しています。
root@armadillo:~# mplayer -vo null -ao alsa:device=plughw=0.0 sample.mp3