Armadilloフォーラム

OSからコマンドによるリブートを実施した際のリセット仕様について

takahiro-kido

2021年12月8日 10時54分

お世話になっております。Armadillo-IoT G3を使用していますが,OS(Debian 10)からコマンドによるリブートを実施した際に,周辺デバイスへ電気的なリセットはかかるのでしょうか?
(例)eMMCへは信号線によりリセットをかけている.他はなし.

また,Watchdog Timerによるリブートでも同じ動作でしょうか?

以下投稿の背景です。
弊社製品開発時のチェック項目で、リスタートの機能を有する場合、その対象のデバイスが何であるのかを特定し、H/W設計者に確認済みであり、実現方法は整合取れているか?といったような主旨の項目がございます。
閲覧可能な資料では上記の内容までは精査できませんでしたので、ご質問に至りました。
以上、ご教示のほどよろしくお願いいたします。

コメント

古関です。

回答が遅くなってしまい大変申し訳ありません。

> Armadillo-IoT G3を使用していますが,OS(Debian 10)からコマンドによるリブートを実施した際に,
> 周辺デバイスへ電気的なリセットはかかるのでしょうか?

はい。

5V, 3.6V電源以外で動作している
デバイスがコールドスタート状態になります。

リブートコマンドを実行した場合はLinuxのシャットダウン処理を実行し、
電源回路の構成図[※1]記載の各種電源は以下の状態になります。
OFF -> ON される電源で動作しているデバイスはコールドスタート状態になります。

* VCC_5V: ONを維持
* VCC_3.3V: ONを維持
* PMIC出力: OFF -> ON
* VCC_3.3V: OFF -> ON
* WWAN_3.8V OFF -> ON

[※1]
https://manual.atmark-techno.com/armadillo-iot-g3/armadillo-iotg-g3_pro…

Watchdogリセットした場合は次のようになります。
この場合はLinuxのシャットダウンは実施されません。

* VCC_5V: ONを維持
* VCC_3.6V: ONを維持
* PMIC出力: OFF -> ON
* VCC_3.3V: OFF -> ON
* WWAN_3.8V ONを維持