Armadilloフォーラム

QTサンプルのユーザーランド書き込み後起動時にリセットがかかる

h_asami

2015年1月9日 19時29分

お世話になっております。

この度QTを使用したアプリケーションをArmadilloに組み込むことになり、
御社 Howto : Armadillo-440でQt! 第1回 (http://armadillo.atmark-techno.com/howto/armadillo-440-qt-1
を参考にさせていただいています。

armadilloをインターネットに接続する環境にないため別のPCにてサンプルイメージファイル
(a440-qt-howto/romfs-qt-20121105.img.gz)を入手し、ATDE4をHTTPサーバとしてnetflashコマンドにて書き込みました。

書き込み完了後の再起動後、イメージの展開中にリセットがかかり、Linuxの起動ができされない という現象が発生しております。
上記WEBページにあるようなRAMDISK: image too big! 等のメッセージも出力されません。

また、setenv console=ttymxc1 ramdisk_size=61440 も実行し、再度書き込みを行いましたが
結果は変わらず、イメージの展開時にリセットされ、以降繰り返すという状態です。

使用しているLinuxカーネルは御社ドキュメント・ダウンロードページの
フラッシュメモリイメージファイルv1.13です。

QTを使用していないユーザーランドイメージ(gzファイルで11.5MB程度)を書き込んだ場合は、正常に起動し、
Linuxのログインプロンプトが表示されます。

回避方法、確認すべき設定項目がございましたらご教示いただけますでしょうか。

コメント

at_yashi

2015年1月9日 19時59分

電源を入れてから、リセットがかかるまでの起動ログを見せてもらえますか?

h_asami

2015年1月15日 10時58分

お世話になっております。
返信が遅れましたが、電源ONからリセットまでのログを添付いたします。

> 電源を入れてから、リセットがかかるまでの起動ログを見せてもらえますか?

ファイル ファイルの説明
20150115_armaddilloリセットログ.txt 電源を入れてから、リセットがかかるまでの起動ログです。

at_kojiro.yamada

2015年1月15日 18時39分

イメージがフラッシュメモリに正しく書き込まれていない可能性があるので、
以下のFAQに従って、イメージのチェックサムを確認していただけますか?

FAQ : フラッシュメモリに正しく書き込めたことを確認するには?
http://armadillo.atmark-techno.com/faq/hermit_md5

romfs-qt-20121105.img.gz のチェックサムは以下の値になります。

315f77fa2d3bcd850b0f7ab05f38f12e

at_kojiro.yamada

2015年1月15日 19時09分

> FAQ : フラッシュメモリに正しく書き込めたことを確認するには?
の補足になりますが、
今回確認するのはユーザーランドイメージなので、
FAQの手順3.では、-rオプションにuserlandを指定します。

[PC]$ hermit md5sum -r userland -s <size>

また手順3.に関しては、保守モードで起動したArmadillo上で以下のコマンドを実行しても、チェックサムが確認できます。

hermit> md5sum 0xa0220000 20474659
315f77fa2d3bcd850b0f7ab05f38f12e

h_asami

2015年1月15日 19時32分

お世話になっております。
ご回答ありがとうございました。
ご指摘いただきましたmd5sumコマンドを保守モードにて実行しましたので、
ログを添付いたします。

結果として、sum値は同一でした。

ファイル ファイルの説明
チェックサム確認ログ.txt md5sumコマンド実行結果です

at_kojiro.yamada

2015年1月15日 20時29分

チェックサムの確認、ありがとうございます。

v2.0.2のブートローダーで試したところ、イメージの展開中にリセットがかかる現象を確認できました。

以下からダウンロードできる最新版のブートローダー(v2.2.0)で試していただけますか?
http://armadillo.atmark-techno.com/armadillo-440/downloads

※ブートローダー書き込み後はArmadilloを一度リセットして、
Hermit-At v2.2.0
が表示されることを確認してください。

■参考情報
Armadillo-400 シリーズ ソフトウェアマニュアル 第6章 フラッシュメモリの書き換え方法
http://manual.atmark-techno.com/armadillo-4x0/armadillo-400_series_soft…

h_asami

2015年1月16日 11時24分

 お世話になっております。
 ご回答ありがとうございます。
 ブートローダをV2.2.0に書き換えて実行したところ、正常に起動できることを確認いたしました。

 素早いご対応、重ねてお礼申し上げます。
 ありがとうございました。