shksan
2022年5月16日 17時53分
お世話になります。
ご提供いただいている「make_install_disk_image」ツールで作成するインストールディスクの起動時の動作をカスタマイズしたいですが、
関連内容はマニュアルやフォーラムなどで見当たらなかったです。
で「make_install_disk_image」ツールの中身を確認してみたところ、「install.sh」の中身を修正することで、インストールディスクを独自の動きにカスタマイズできることは確認できました。
インストールディスクのカスタマイズでやりたいことは、既存のユーザランドを丸ごと上書きするのではなく、一部ファイルのみを更新するなりする動作に変えたいです。
このようなカスタマイズをしたい場合、「install.sh」を修正する以外で、インストールディスクの動きをカスタマイズする方法や似たようなことができるツールなどはありますでしょうか?(今、考慮中の方法で問題はありませんでしょうか?)
ご確認、よろしくお願いいたします。
コメント
shksan
ご回答、ありがとうございます。
> > インストールディスクのカスタマイズでやりたいことは、既存のユーザランドを丸ごと上書きするのではなく、
> > 一部ファイルのみを更新するなりする動作に変えたいです。
> 部分更新をする目的は、出荷作業の際のキッティング時間の短縮でしょうか。
> (丸ごと書き換えるより、部分更新の方が時間がかからないから)
>
> それとも設置後、現地でのメンテナンスの時に特定のファイルを更新することでしょうか。
メンテナンなどの際の更新を含め、全般的な設定方法を模索しているところでした。
ご回答くださいました別の方法も考慮してましたのですが、今回の目的などを踏まえば「install.sh」を修正して使う方法になるかと思います。
今回の件は以上にてクローズさせていただきます。
ありがとうございました。
at_koseki
2022年5月17日 10時08分
古関です。
インストールディスクの仕組みとしては、SDブートをして起動時に自動実行されるスクリプトで
任意の処理を実行するだけですので、記載いただいた方法で部分更新はできると思います。
> このようなカスタマイズをしたい場合、「install.sh」を修正する以外で、
以下がインストールディスク実行時に使用されるルートファイルシステムのアーカイブで、
make_install_disk_image/core/dist.tar.gz
この中にある、以下ファイルで「install.sh」をcallしています。
etc/config/rc.local
この起動スクリプトを書き換えても任意の処理を実行できます。が、やっていることはあまり変わらず今のやり方の方が楽ですね。。
> インストールディスクのカスタマイズでやりたいことは、既存のユーザランドを丸ごと上書きするのではなく、
> 一部ファイルのみを更新するなりする動作に変えたいです。
部分更新をする目的は、出荷作業の際のキッティング時間の短縮でしょうか。
(丸ごと書き換えるより、部分更新の方が時間がかからないから)
それとも設置後、現地でのメンテナンスの時に特定のファイルを更新することでしょうか。
> インストールディスクの動きをカスタマイズする方法や似たようなことができるツールなどはありますでしょうか?
> (今、考慮中の方法で問題はありませんでしょうか?)
目的によって都合のよい方法があるのかと思います。
事前にArmadillo側に部分更新用のソフトを仕込んでいない前提の場合、
別の手段としては、ArmadilloとPC等をシリアルコンソールでつなげて
PC側のteratermマクロやexpectで対話処理を実行する方法もあります。
この場合、PCやUSBシリアル変換アダプタも必要になってインストールディスク方式と比較して必要な機材が増えますが、
インストールディスクの実行に必要な筐体を開けてジャンパピンを接続する手間が省け、
作業時間やトータルコスト自体が短くなる可能性はあります。
使える機材に制約があったり、
想定している作業として、元々筐体は開ける前提なのであれば、
インストールディスク方式の方がよいかもしれません。
よろしくお願いいたします。