Armadilloフォーラム

Armadillo 製品アップデートのお知らせ (2015年2月/Armadillo-800シリーズ対象)

at_yashi

2015年2月25日 19時10分

Armadillo-800シリーズのソフトウェアと開発環境のアップデートを行いました。

このリリースはダウンロードページ、またはユーザーズサイトからダウンロード可能です。

- Linux カーネル (v3.4-at11)
- AVコーデックミドルウェア (ACM) デコーダーの異常停止問題修正

- ファームウェア (v3.01)
- AVコーデックミドルウェア (ACM) デコーダーの異常停止問題修正

- Atmark Dist (v20150223)
- Bash 4.3.33 を追加 (ShellShock対応版)
- ATDE5 で zcip をコンパイルできるように修正

- ATDE5 (v20150223)
- クロスパッケージ (Armadillo用)
- GStreamer ACM Plugin
- AVコーデックミドルウェア (ACM) デコーダーの異常停止問題修正
- OpenSSL v1.0.1e-2+deb7u14
- Heartbleed 脆弱性修正
- GNU Libc v2.13-38+deb7u7
- GHOST、他 脆弱性修正
- libnet0-dev, libpcap0.8-dev
- zcip をコンパイルするために追加
- ネイティブパッケージ (i386, amd64)
- Debian 7 Wheezy 2015年2月23日相当にアップデート

今回のAVコーデックミドルウェア (ACM) デコーダーには、使用制限があります。
- 出力画像がディスプレイサイズを超えないように、acmh264dec と acmfbdevsink の間に、必ずディスプレイに合った capsfilter を入れる
- デコード開始直後に、終了処理をしない

修正内容の詳細については、ニュース「Armadillo 製品アップデートのお知らせ (2015年2月/Armadillo-800シリーズ対象)」 を参照してください。
http://armadillo.atmark-techno.com/news/20150225/software-update-a800

コメント

y.nakamura

2015年3月7日 14時59分

中村です。

atde5-i386-20141212を使って作業をしています。
この環境(ATDE5のVMwareイメージ)をそのまま使って、
先日のアップデート
> Armadillo-800シリーズのソフトウェアと開発環境のアップデートを行いました。
...
> - ATDE5 (v20150223)
> - クロスパッケージ (Armadillo用)
> - GStreamer ACM Plugin
> - AVコーデックミドルウェア (ACM) デコーダーの異常停止問題修正
> - OpenSSL v1.0.1e-2+deb7u14
> - Heartbleed 脆弱性修正
> - GNU Libc v2.13-38+deb7u7
> - GHOST、他 脆弱性修正
> - libnet0-dev, libpcap0.8-dev
> - zcip をコンパイルするために追加
> - ネイティブパッケージ (i386, amd64)
> - Debian 7 Wheezy 2015年2月23日相当にアップデート

のATDE5 (v20150223)相当にする方法はありますか?

--
なかむら

at_takashi.sasayama

2015年3月9日 16時44分

笹山です。

atde5-i386-20141212 を atde5-i386-20150223 相当へ更新するには、
以下の操作を行ってください。

■パッケージの更新

以下のコマンドを実行します。

sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade
 
※現時点では、以下の警告メッセージが表示されますが、
y を選択して、処理を続行してください。
 
警告: 以下のパッケージは認証されていません!
検証なしにこれらのパッケージをインストールしますか [y/N]? 

■2015年1月 製品アップデート分

2015年1月の製品アップデートにてATDE5は以下の更新を行っています。

ATDE5 (v20150126)
・ragel 追加
・rubygem yard 追加
・rubygem rspec 追加
・インストール済みパッケージのアップデート

Armadillo 製品アップデートのお知らせ (2015年1月/Armadillo-IoTシリーズ対象)
http://armadillo.atmark-techno.com/news/20150129/software-update

apt-get upgrade では、ragel、rubygem の yard、rspec は、
インストールされませんので、以下のコマンドでインストールします。

sudo apt-get install ragel
gem install yard rspec

■2015年2月 製品アップデート分

最後に libnet0-dev、libpcap0.8-dev をインストールします。
libnet0-dev は libpcap0.8-dev に依存していますので、
以下のコマンドで両方ともインストールされます。

sudo apt-get install libnet0-dev-armel-cross
 
※ここでも現時点では、以下の警告メッセージが表示されますが、
y を選択して、処理を続行してください。
 
警告: 以下のパッケージは認証されていません!
検証なしにこれらのパッケージをインストールしますか [y/N]? 

at_takashi.sasayama

2015年3月9日 16時59分

笹山です。

一部、補足です。
以下の gemコマンドですが、必ず一般ユーザー権限で実行してください。

gem install yard rspec

gem はシステム共通ではなく、ユーザー個別にインストールされます。
その為 sudo や root権限で実行すると、rootユーザーにインストールされることになります。

y.nakamura

2015年3月10日 15時54分

中村です。

笹山さん、どうもありがとうございます。

次のメッセージが表示されて一時停止した以外は、
特に気になるところもなく、無事に20150223相当に
アップデートできたと思います。
("と思います"というのは、アップデート後、まだ何も
作業をしていないので)

firebird2.5 (2.5.2.26540.ds4-1) unstable; urgency=low
 
  Important for big-endian server installations:
 
  It has been discovered that before Firebird 2.5.2 (as packaged in debian
  package version 2.5.2.26539.ds4-1), CHAR_TO_UUID and UUID_TO_CHAR
  built-in functions work incorrectly on big-endian servers. On such machines,
  bytes/characters are swapped and go in wrong positions when converting. The
  bug is fixed in this release, but that means these functions now return
  different values than before for the same input parameter.
 
  Additionally, the CHAR_TO_UUID2/UUID_TO_CHAR2 functions that were added as
  fixed variants of the buggy functions in the 2.5.2 development cycle are
  dropped in this release.
 
 -- Damyan Ivanov <dmn@debian.org>  Wed, 07 Nov 2012 17:52:10 +0200

--
なかむら