tsato
2022年9月19日 9時36分
お世話になります。
Armadillo-X1の無線LANモジュールを使用して、客先先方のアクセスポイントへ接続していますが、不定期に通信が途切れてしまうことがあります。
Armadillo本体は、外付けアンテナセット"OP-ANT-WLAN-03K"を2つ付けて、以下のような透明プラボックスに入れて遮蔽物の少ない上方に設置している状態です。
https://www.takachi-el.co.jp/products/BCAP
アクセスポイントのアンテナから近い場合はそれなりに安定していますが、アンテナから離れた箇所で通信が途切れるので、客先インフラのアンテナ側や遮蔽物の問題かと思われますが、客先先方のネットワーク管理者からは、同一箇所でも一般的なWindows PCやRaspberry Piの無線に比べてArmadillo-X1の無線ユニットの電波強度が弱いと言われてしまいました。
可能なら無線デバイスのファームウェアアップデートをして下さい、と言われましたが、そのようなことは可能なのでしょうか。(どのように電波が弱いのか数値的根拠は開示要求中です)
Armadillo-X1の版数は控えてませんでしたが、本体は2021年12月出荷頃の製品になります。
他、電波強度を強くするような手段などあったりしますでしょうか。
よろしくお願いします。
コメント
at_mizo
溝渕です。
> 電波強度は上記Signal levelは-34dBmで問題無さそうな感じでしたが、何か良くないデータが挙がっていたりしますでしょうか。
コマンドの結果を見る限りおかしな点は見当りません。
> ちなみに現地にある筐体で客先による調査結果では-82dBmだったようです。
> (無線LAN NICドライバの不具合の疑いをかけられています)
現地にある筐体に入っている環境と、"Signal levelは-34dBm"を測定した環境は同じ(APの種類や距離、その他環境など)ですか?
もし違う場合は比較対象にはならないかと思います。
(特に2.4GHz帯を利用した場合ですが)アンテナの向きや位置を変えると受信感度が向上する場合があります。可能な場合は試してみてください。
tsato
お世話になります。
ご回答ありがとうございます。
前述の「無線LANのファームウェアアップデート」は存在しない、ということでよろしいでしょうか?
(客先先方からはしきりにそればかり言われているので、存在しないのであれば「無い」と言い切れます)
> 現地にある筐体に入っている環境と、"Signal levelは-34dBm"を測定した環境は同じ(APの種類や距離、その他環境など)ですか?
前述のとおり環境と筐体は別になります。
> (特に2.4GHz帯を利用した場合ですが)アンテナの向きや位置を変えると受信感度が向上する場合があります。可能な場合は試してみてください。
客先先方無線は2.4GHzでしたので向こうのネットワーク担当者に確認しましたが、「アンテナ向き程度で良くなるレベルの感度ではない」と言われてしまいました。
よろしくお願いします。
at_mizo
溝渕です。
> 前述の「無線LANのファームウェアアップデート」は存在しない、ということでよろしいでしょうか?
> (客先先方からはしきりにそればかり言われているので、存在しないのであれば「無い」と言い切れます)
良いです。
このモジュールのファームウェアはモジュールに内蔵されており、起動時に外(SoC)からロードするタイプではありません(外部ファームウェアが存在しません)。
> > (特に2.4GHz帯を利用した場合ですが)アンテナの向きや位置を変えると受信感度が向上する場合があります。可能な場合は試してみてください。
> 客先先方無線は2.4GHzでしたので向こうのネットワーク担当者に確認しましたが、「アンテナ向き程度で良くなるレベルの感度ではない」と言われてしまいました。
試していただけないのですね...。
アンテナが抜けるなどはしていませんか?
また、個体(Armadillo)による受信強度に違いはありますか?
tsato
お世話になります。
返答が遅れてすみません。
> アンテナが抜けるなどはしていませんか?
抜けてはいませんでした。
> また、個体(Armadillo)による受信強度に違いはありますか?
同一場所に別の個体を用意することが出来ず、未実施です。
現地に行って確認したところ、Armadilloの無線プロファイルが未接続状態(nmcli conコマンドで白色状態)からコンソールからupコマンドを実行したところ、アクセスポイントに接続できました。(nmcli conコマンドで緑色状態)
無線環境が元々良くないため不定期に接続が切れることもあるかと思われますが、電波状況が改善すれば自動的に接続が復旧するのかと思ってましたが、そうでないような挙動でした。(一度接続が切れたら毎回upコマンド実行が必要?みたいな挙動)
無線のプロファイル設定のautoconnectはyesとなっていたので、自動接続する設定なのかと思われます。
connection.autoconnect: yes
connection.autoconnect-priority: 0
connection.autoconnect-retries: -1 (default)
他、アクセスポイントはステルス設定で固定IPアドレス接続ですが、何か無線アクセスポイント自動接続を阻害するような要素はあったりしますでしょうか?
(別の市販の無線LAN親機では、同様にステルスIDかつIP固定にしても接続の自動復旧は行いました)
よろしくお願いします。
oshiro
通りすがりで失礼します。
https://developer-old.gnome.org/NetworkManager/stable/settings-connecti…
ここによると、
autoconnect-retries: -1 は、デフォルトではリトライ4回のようです。
0 (無制限)にしてみてはいかがでしょうか。
(また auth-retries: -1 は、0 にして認証のプロセスで何かが起きた場合そこではまり込んでしまう気がするので、 -1 のままで良いように思います。)
tsato
tsato
お世話になります。
客先へ出向く機会がありましたので上記設定を行ってみましたが、やはり以前と同じように接続が勝手にOFFしてしまうようでした。
(「nmcli connection」コマンドで、wifiのプロファイルがいつの間にか緑色→白色になる)
以下、設定後の「nmcli connection show」で表示されるconnectionプロパティの抜粋です。(id,uuidは隠しています)
connection.id: *********************** connection.uuid: ************************** connection.stable-id: -- connection.interface-name: -- connection.type: 802-11-wireless connection.autoconnect: yes connection.autoconnect-priority: 0 connection.autoconnect-retries: 0 (forever) connection.timestamp: 1667444829 connection.read-only: no connection.permissions: connection.zone: -- connection.master: -- connection.slave-type: -- connection.autoconnect-slaves: -1 (default) connection.secondaries: connection.gateway-ping-timeout: 0 connection.metered: unknown connection.lldp: -1 (default)
この状態から「nmcli connection up ****」コマンドで再びアクセスポイントに接続出来る(wifiのプロファイルが白色→緑色になる)ため、電波が悪い状態がずっと続いているわけではないようです。
(connection.autoconnect-retriesの内容は、未接続時裏でupコマンドを実行してくれる回数、というイメージとはまた違うのでしょうか)
よろしくお願いします。
tsato
2022年9月19日 17時26分
お世話になります。
追加情報になりますが、検索していたら、御社ブログに電波強度を確認する方法が見つかりました。
https://armadillo.atmark-techno.com/blog/53/1963
iwconfigはプリインストールされてなかったので、wireless-toolsをインストールして実行できました。
現地の環境と筐体ではないですが、別の筐体で無線を接続して実行したら以下のような結果でした。(ESSIDとアクセスポイントは伏せてます)
電波強度は上記Signal levelは-34dBmで問題無さそうな感じでしたが、何か良くないデータが挙がっていたりしますでしょうか。
ちなみに現地にある筐体で客先による調査結果では-82dBmだったようです。
(無線LAN NICドライバの不具合の疑いをかけられています)
よろしくお願いします。