tsuguo.hatano
2023年1月18日 8時41分
お世話になっております。
Armadillo-IoT G3に搭載しているWLAN+BTモジュール変更についてお伺いさせて頂きます。
「Armadillo-IoTゲートウェイG3/Armadillo-X1 WLAN 802.11ax+BT5.0 対応製品 移行ガイド」を参考に、インストールディスクの再作成を行ったところ、
Linuxカーネルのソースにパッチを適用した時にエラーが発生いたしました。
■環境
・LINUXカーネル:linux-4.9-x1-at23(buster)
・パッチファイル:linux-4.9-x1_wlan_ac_rc1.patch
■エラー
patching file Makefile
Hunk #1 FAILED at 1.
1 out of 1 hunk FAILED -- saving rejects to file Makefile.rej patching file arch/arm/configs/x1_defconfig
~~~(以下略)
■確認
内容を確認したところ、makefile冒頭の「EXTRAVERSION」の項目が「at23」であるため、「at25」の文字列と置換しようとしているパッチファイルの処理が失敗したように見えております。
確認のため、元のmakefileの「EXTRAVERSION」項目を、「at25」に変換してからパッチ適用を行った場合は、特にエラーも出ず、カーネルのビルドにも成功いたしました。
上記は処置として正しいか、ご教示頂きたく回答宜しくお願い致します。
at_keitaro.takahashi
2023年1月19日 14時17分
高橋です。
EXTRAVERSIONの部分はKernelの動作に影響しないため、パッチの適用としては問題ありません。
なお、パッチファイルを適用する前のバージョンがat23とのことですが、その場合パッチ適用後バージョンがat26-rc1となっていても、
at24以降のアップデート内容については適用されていない点にご注意ください。
at24以降のアップデート内容については、以下のアップデートニュースをご確認ください。
https://armadillo.atmark-techno.com/news/20220727/software-update-aiotg3
https://armadillo.atmark-techno.com/news/20220830/software-update-aiotg3
https://armadillo.atmark-techno.com/news/20221130/software-update-aiotg3
https://armadillo.atmark-techno.com/news/20221228/software-update-aiotg…
以上、よろしくお願いいたします。