tsuguo.hatano
2023年8月7日 9時17分
いつもお世話になっております。
Armadillo-IoT G3に搭載しているWLAN+BTモジュール変更についてお伺いさせて頂きます。
「Armadillo-IoTゲートウェイG3/Armadillo-X1 WLAN 802.11ax+BT5.0 対応製品 移行ガイド」を参考に、インストールディスクの再作成を行いました。
インストールおよび起動は正常に実行でき、LTE通信も正常に動作することが確認できました。
しかし、再作成する前のインストールディスクでは自動起動していた「bluetooth.service」が起動しておらず、「systemctl list-units --type=service」で表示させたサービスの一覧にも表示されません。
インストールディスクの作成手順に誤りがあった結果なのか、それとも移行に伴った正常動作なのかを判断しかねております。
上記、情報提供いただきたく、よろしくお願いいたします。
環境及び手順は以下の通りです。
■環境(移行前後で変更はしておりません)
ATDE :v20210913
ブートローダ :u-boot-x1-at23
ルートファイルシステム構築ツール :at-debian-builder-v2.1.3
Linuxカーネルソースファイル :linux-4.9-x1-at23(buster)
initramfsアーカイブ :initramfs_x1-v2.1.0
インストールディスクイメージ作成ツール:make_install_disk_image-v1.3.0
■手順
1.「firmware-bcmdhd」をATDEに追加インストール
2.カーネルソ-スに「linux-3.14-x1_wlan_ac_rc1.patch」を適用してビルド
3.システムファイルアーカイブを作成。
その際、以下のフォーラムを参考にして初回起動時に
「brcm-patchram-plus」「rng-tools」をインストールするように設定
https://armadillo.atmark-techno.com/blog/10899/10011
4.マニュアルに従い、以下でインストールディスクを作成
・ブートローダ :u-boot-x1-at23
・カーネルイメージ :2.で作成したイメージ
・デバイスツリー :2.で作成したデバイスツリー
・システムファイルアーカイブ :3.で作成したアーカイブ
以上
at_keitaro.takahashi
2023年8月9日 17時47分
高橋です。
> しかし、再作成する前のインストールディスクでは自動起動していた「bluetooth.service」が起動しておらず、「systemctl list-units --type=service」で表示させたサービスの一覧にも表示されません。
>
> インストールディスクの作成手順に誤りがあった結果なのか、それとも移行に伴った正常動作なのかを判断しかねております。
Armadilloの起動時にWLAN+BTモジュールが認識できていない可能性があります。
以下の点を確認していただけると幸いです。
・最新のインストールディスクイメージ(v20230726)で起動した場合に同様の症状が発生するか
・もう一度、移行ガイドの手順でイメージ作成及びインストールを行った場合も同様の症状が発生するか
なお、Linuxカーネルにlinux-4.9を使用する場合、「Linux-4.9 用パッチファイル」をご利用ください。
また、ユーザーランドにDebian 10(buster)をご利用の場合、
at-debian-builderのバージョンは移行ガイドにありますようにv2.4.0以降をご利用ください。
最新の開発用ツールは以下からダウンロード可能です。
https://armadillo.atmark-techno.com/resources/software/armadillo-iot-g3…