y-wada
2024年3月18日 13時31分
お世話になっております。
Armadillo-IoT G3におけるrootfs構築時のログ内容について質問をお願いいたします。
現在bookworm環境を使用し、rootfsを再構築しているのですが、
スクリプト(build.sh)の実行中に一部気になったログ出力がありました。
ログの抜粋を添付します(気になった箇所には★印をつけています)ので、
問題の有無についてご教示頂けないでしょうか?
スクリプトの実行自体は最後まで行われており、tar.gzファイルも生成されているのですが、
このまま利用して良いのか確認させて頂きたく、よろしくお願いいたします。
以上です。
ファイル | ファイルの説明 |
---|---|
rootfsビルドログ.txt |
コメント
y-wada
at_dominique.m…
2024年3月19日 10時32分
y-wadaさん
お世話になっています、
マルティネです。
> Armadillo-IoT G3におけるrootfs構築時のログ内容について質問をお願いいたします。
>
> 現在bookworm環境を使用し、rootfsを再構築しているのですが、
> スクリプト(build.sh)の実行中に一部気になったログ出力がありました。
> ログの抜粋を添付します(気になった箇所には★印をつけています)ので、
> 問題の有無についてご教示頂けないでしょうか?
添付していただいたログのワーニングを無視して問題ありません。
一つずつ説明します:
* Ign:100 http://ftp.jp.debian.org/debian bookworm/main armhf libicu72 armhf 72.1-3
Ign は Ignore の意味で、同じパッケージがすでにダウンロードされたのでスキップされているだけです。
* debconf: delaying package configuration, since apt-utils is not installed
apt-utils は不要なのでインストールしていません。本来の apt-get install でしたら各パッケージをインストールした後に configuration (設定)というステップを実行しますが、問題ありません。
実際に起動した後に
dpkg --configure -a
コマンドを実行してもちゃんと設定されてますのでエラーではありません。* Reloading system message bus config...Failed to open connection to "system" message bus: Failed to connect to socket /run/dbus/system_bus_socket: No such file or directory
invoke-rc.d: initscript dbus, action "force-reload" failed.
と
* Warning: Fake start-stop-daemon called, doing nothing
debian ではパッケージの configure ステップでサービスを起動やリロードを実行しますが、今回は debootstrap というツールを使って現在実行中のシステムではなく Armadillo用のシステムをインストールしています。
そのサービスの起動類はパッケージをインストールする時点ですぐに新しい設定等を適用するための命令で、Armadillo用のシステムの場合は起動する時にサービスがちゃんと起動されますので問題ありません(bluez/avahi のワーニングのすぐ下にサービスが有効される symlink の生成はちゃんとあります。polkit の場合はデフォルト無効が正しいです(すでに起動されている場合のみにリスタートされます)、Armadillo の場合は modemmanager が依存していますのでそれで起動されます)
ワーニングとして出力されるのは不親切ですね…
よろしくお願いします。