o-hayashi
2025年1月8日 10時05分
林と申します。
お世話になります。
800EVAでmainlineカーネル(Vanilla kernel v4.19以降)を動かそうとしていますが、
start_kernel が呼ばれず、起動には至りませんでした。
・3.4.81-ltsi + Yocto daisy 起動した
・mainline v4.19 + Yocto warrior start_kernelが呼ばれず起動しない
https://armadillo.atmark-techno.com/forum/armadillo/1266
にある通り、
800EVAのHermit v3.1.0がDTBの展開に対応しておらず、最近のmainlineカーネルは起動できないという
理解であっていますでしょうか?
また、
EVA1500ボードとHermit v4.1.1であれば、DTBに対応しておりv4.19以降のカーネルも起動できるのではと
思っていますが、
mainlineカーネルに対して何かしらのポーティングが必要と思っており、
主にどのようなポーティングが必要かアドバイスをいただきたく投稿しました。
よろしくお願いします。
コメント
o-hayashi
at_mizo
2025年1月8日 11時37分
溝渕です。
> 800EVAのHermit v3.1.0がDTBの展開に対応しておらず、最近のmainlineカーネルは起動できないという
> 理解であっていますでしょうか?
mainlineカーネルでも、CONFIG_ATAGSを有効にするとDevice Tree無しで起動できます。
ただし、その場合はカーネル側にハードウェア構成情報を持ったボードドライバが必要になり、mainlineカーネルにはこれが入っていません。その為自作する必要があります。
> EVA1500ボードとHermit v4.1.1であれば、DTBに対応しておりv4.19以降のカーネルも起動できるのではと
> 思っていますが、
上記の通り、Hermit v4系はDTBに対応しています。
> mainlineカーネルに対して何かしらのポーティングが必要と思っており、
> 主にどのようなポーティングが必要かアドバイスをいただきたく投稿しました。
少なくとも、EVA1500ボード用のDTSと、Linuxカーネルコンフィギュレーションの作成は必要です。
ただ、こちらでEVA1500ボードにmainlineカーネルを移植した実績が無い為、全作業を明示する事ができません。
以上、参考になりますと幸いです。