manamana
2025年7月9日 15時41分
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製品型番:AG9130-C03Z
Debian/ABOSバージョン:5.10
カーネルバージョン:
3G/LTE モジュール情報 (Debianのみ):
その他:
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お世話になります
御社のドキュメント「A9E製品マニュアルVersion1.2.0」を参考にして
Armadillo-IoT A9Eの開発環境を構築していまして、
VirtualBoxのインストール、ATDEのアーカイブを取得、ATDEの起動までは確認できました。
ご相談内容としましては
開発用ホストPCはWindows10、スタンドアロン環境でして、
この場合 VS Codeによる開発に支障はありませんでしょうか?
よろしくお願いいたします。
コメント
manamana
at_shota.shimoyama
manamana 様
弊社といたしましては VS Code(ABOSDE)上で開発がなされることを主に想定しておりますが、
ABOSDEは Armadillo上にコンテナイメージとアプリケーションを構築する上で必要な細かい処理などを隠蔽しているだけですので、
ABOSDE でなくともArmadillo上に直接コンテナイメージを用意するなどして開発するということは不可能ではありません
ただその際の具体的な手順等が記載されたドキュメントは用意できておりませんので、コンテナの扱いについてしっかりとご理解される必要がございます
> 例えばBaseOSに直接ソフトをインストールした場合には御社の保障外となりますでしょうか
保証外にはなりません
ただし、apk add でABOS上に直接ライブラリを追加する場合には弊社のサポート範囲外となるため、セキュリティアップデート等のメンテナンスが必要になることについて念頭においていただければと思います。
ABOSDEで実施する操作のように、コンテナイメージや/var/app/volumes や /var/app/rollback/volumes にファイルを配置する分については問題ありません。
何かご不明な点等ございましたら遠慮なくお聞きください
よろしくお願いします
manamana
> 弊社といたしましては VS Code(ABOSDE)上で開発がなされることを主に想定しておりますが、
> ABOSDEは Armadillo上にコンテナイメージとアプリケーションを構築する上で必要な細かい処理などを隠蔽しているだけですので、
> ABOSDE でなくともArmadillo上に直接コンテナイメージを用意するなどして開発するということは不可能ではありません
> ただその際の具体的な手順等が記載されたドキュメントは用意できておりませんので、コンテナの扱いについてしっかりとご理解される必要がございます
>
>
> > 例えばBaseOSに直接ソフトをインストールした場合には御社の保障外となりますでしょうか
> 保証外にはなりません
> ただし、apk add でABOS上に直接ライブラリを追加する場合には弊社のサポート範囲外となるため、セキュリティアップデート等のメンテナンスが必要になることについて念頭においていただければと思います。
> ABOSDEで実施する操作のように、コンテナイメージや/var/app/volumes や /var/app/rollback/volumes にファイルを配置する分については問題ありません。
>
> 何かご不明な点等ございましたら遠慮なくお聞きください
> よろしくお願いします
下山様
ありがとうございます。
何とかVS CODEを使おうとしているのですが左ペインの「COMMON PROJECT COMMAND」が存在しません。
おそらくABOSDEをインストールできていないのが原因ではないかと想定しています。
別のPCで、インストールイメージをダウンロードしてから開発用PCにデータコピーしようとして調べまして
以下のURLにたどり着きました。
https://marketplace.visualstudio.com/items?itemName=atmark-techno.armad…
しかしながらインストールイメージをダウンロードすることはできませんでした。
そもそもVS CODEがインストールされたPCでないとダウンロードできないようでして、
他にインストールイメージを入手する方法はございませんでしょうか
よろしくお願いいたします。
at_shota.shimoyama
manamana
> manamana 様
>
> > 何とかVS CODEを使おうとしているのですが左ペインの「COMMON PROJECT COMMAND」が存在しません。
>
> その際の画面全体のスクリーンショットを添付いただくことは可能でしょうか?
>
> よろしくお願いします。
当社のセキュリティ施策上、ファイルを添付するのは難しいので箇条書きになってしまい申し訳ありません
御社のマニュアル74ページの画面では左側に上からExplorer,Search,Source control,Run and Debug,Extensionsのアイコンがあり
その次に「COMMON PROJECT COMMAND」のアイコンが存在しています
こちらの環境では「COMMON PROJECT COMMAND」アイコンが存在していません。
他の方法でinitial_setup.swuを作成する方法がございましたら教えていただきたく
よろしくお願いいたします。
at_shota.shimoyama
なるほど、ABOSDEのアイコンがないということですね
VS Codeには初めから拡張機能「ABOSDE」がインストールされているわけではないので、
以下の手順でATDE内のVS Codeに「ABOSDE」をインストールしてください
https://armadillo.atmark-techno.com/files/downloads/armadillo-iot-a9e/d…
ただし、インターネットに接続できない場合には上記の方法でインストールできません
その場合には、インターネットに接続できる別のPCのVS CodeからABOSDEの.vsixファイルをダウンロードして(念のためzipファイルで添付しました)、ATDE内のVS CodeのExtensions ⇒ 左タブ右上の「・・・」⇒ Install from VSIX ... で.vsixファイルを選択することでインストールすることもできます
これでインストールできればinitial_setup.swuも作成できるかと思います
よろしくお願いします
ファイル | ファイルの説明 |
---|---|
atmark-techno.armadillo-base-os-development-environment-1.9.2.zip |
manamana
at_shota.shimoyama
manamana
ありがとうございます。
無事にABOSDEアイコンが表示されるようになりました。
python new projectを実施し
(exampleがダウンロードできませんので、別途PCからダウンロードしたファイルを配置しました)
Setup environmentを実行したところ、./Scripts/setup_env.shでinfo.jsonがありませんので
エラーとなってしまいました。
確認したところ別途PCからダウンロードしたpython-app-project-latest.tar.gzファイルには内包されていませんでした。
info.jsonは別途入手可能でしょうか、あるいは内容を教えていただけませんでしょうか
よろしくお願いいたします。
at_shota.shimoyama
> 確認したところ別途PCからダウンロードしたpython-app-project-latest.tar.gzファイルには内包されていませんでした。
> info.jsonは別途入手可能でしょうか、あるいは内容を教えていただけませんでしょうか
別途ダウンロードして展開した場合は、info.jsonを手動で用意する必要がありますので、以下の内容でプロジェクトディレクトリにinfo.jsonを作成してください
{"arch":"arm64","product":"A9E","type":"python","version":0}
ちなみに、VS Codeのエクスプローラからだとプロジェクトディレクトリ内のinfo.jsonを表示しないような設定になっています
そのため、VS Codeからinfo.jsonを作成してタブを削除すると、エクスプローラからinfo.jsonの表示が消えます
(常に表示させるようにするにはCtrl+Shift+Pでコマンドパレットを開いて「json」と入力し、Preference Open Workspace Settings (JSON)というサジェストを選択し、"info.json"の部分をfalseに変更してください)
manamana
ありがとうございます
Setup environmentで初期設定ができました。
次にGenerate development swuでコンテナイメージ作成なのですが
scripts/generate_swu.shでエラーとなりまして、これもスタンドアロンが原因だと思われます。
メッセージとしましては
STEP 1: FROM docker.io/arm64v8/debian:bullseye-slim
Error: error creating build container:Error initializing source docker://arm64v8/debian:bullseye-slim: error pingping docker registry-1.docker.io:
Get "https://registry-1.docker.io/v2/": dial tcp: lockup registry-1.docker.io on [::1]:53: read udp [::1]:46649->[::1]:53: read: connection refused
イメージをビルドできませんでした。
メッセージは以上となります。
別途、ダウンロードする必要があるのでしょうが、どこから入手すればいいでしょうか
よろしくお願いいたします。
at_shota.shimoyama
> STEP 1: FROM docker.io/arm64v8/debian:bullseye-slim
> Error: error creating build container:Error initializing source docker://arm64v8/debian:bullseye-slim: error pingping docker registry-1.docker.io:
> Get "https://registry-1.docker.io/v2/": dial tcp: lockup registry-1.docker.io on [::1]:53: read udp [::1]:46649->[::1]:53: read: connection refused
> イメージをビルドできませんでした。
インターネット上のコンテナイメージのリポジトリ「docker.io」からbullseye-slimをダウンロードする過程で、インターネットに接続できないために発生するエラーです。
このエラーを回避するためには、インターネットに接続できてpodmanコマンドを使用できる別のPCで以下のコマンドを実行して、そのコンテナイメージを.tarの形に変えます(代わりに添付したものを使用しても問題ありません)
podman pull docker.io/arm64v8/debian:bullseye-slim --platform=linux/arm64 podman save -o arm64v8_bullseye_slim.tar docker.io/arm64v8/debian:bullseye-slim
.tarを目的のPCに移してpodman loadを実行することで、インターネットに接続せずともコンテナイメージをダウンロードすることができます
podman load -i arm64v8_bullseye_slim.tar
ただ、これをクリアしてもその後のapt-get関係でまた同じようなエラーが発生します
apt-get のupdateやupgradeやinstallなどはインターネットに接続している状況でないと不可能で、
また、その後のpython3のpipによるインストールについてもpython3-pipパッケージが無いために不可能です。
ですので、apt-get と pip のABOSDE側での実行については諦めて、後でArmadillo側でインストールするようにしてください
プロジェクトディレクトリ内のcontainer/Dockerfileというファイルがコンテナイメージを生成する際の設定ファイルになるのですが、
このうちのaptとpipの部分を次のようにコメントアウトします
こうすることでABOSDEでapt-getとpipを実行しないようになるので、ひとまずdevelopment.swuを生成することはできるはずです
# RUN apt-get update && apt-get upgrade -y \ # && apt-get install -y --no-install-recommends ${PACKAGES} \ # && apt-get clean # RUN python3 -m pip --no-cache-dir install -r requirements.txt
よろしくお願いします
ファイル | ファイルの説明 |
---|---|
arm64v8_bullseye_slim.tar |
manamana
> このエラーを回避するためには、インターネットに接続できてpodmanコマンドを使用できる別のPCで以下のコマンドを実行して、そのコンテナイメージを.tarの形に変えます(代わりに添付したものを使用しても問題ありません)
>
> podman pull docker.io/arm64v8/debian:bullseye-slim --platform=linux/arm64 > podman save -o arm64v8_bullseye_slim.tar docker.io/arm64v8/debian:bullseye-slim >
>
> .tarを目的のPCに移してpodman loadを実行することで、インターネットに接続せずともコンテナイメージをダウンロードすることができます
>
ありがとうございます
添付いただいたファイルを使い、下記コマンドを実行しました
podman load -i arm64v8_bullseye_slim.tar
メッセージですが
Getting image source signatures
Copying config c56946fe2d done
Writing manifest to image destination
Storing signatures
Loaded image(s): docker.io/arm64v8/debian:bullseye-slim
以上です
マニュアルの86ページでは「development.swu」ですが
添付いただいたファイルをpodman loadした結果、どのような名前のswuファイルができますでしょうか
よろしくお願いいたします。
manamana
> > このエラーを回避するためには、インターネットに接続できてpodmanコマンドを使用できる別のPCで以下のコマンドを実行して、そのコンテナイメージを.tarの形に変えます(代わりに添付したものを使用しても問題ありません)
> >
> > podman pull docker.io/arm64v8/debian:bullseye-slim --platform=linux/arm64 > > podman save -o arm64v8_bullseye_slim.tar docker.io/arm64v8/debian:bullseye-slim > >
> >
> > .tarを目的のPCに移してpodman loadを実行することで、インターネットに接続せずともコンテナイメージをダウンロードすることができます
> >
>
> ありがとうございます
> 添付いただいたファイルを使い、下記コマンドを実行しました
> podman load -i arm64v8_bullseye_slim.tar
>
> メッセージですが
> Getting image source signatures
> Copying config c56946fe2d done
> Writing manifest to image destination
> Storing signatures
> Loaded image(s): docker.io/arm64v8/debian:bullseye-slim
> 以上です
>
> マニュアルの86ページでは「development.swu」ですが
> 添付いただいたファイルをpodman loadした結果、どのような名前のswuファイルができますでしょうか
> よろしくお願いいたします。
補足です
podman image コマンドで確認したところ以下のようになっています
REPOSITORY:docker.io/arm64v8/debian
TAG :bullseye-slim
よろしくお願いいたします。
at_shota.shimoyama
> > マニュアルの86ページでは「development.swu」ですが
> > 添付いただいたファイルをpodman loadした結果、どのような名前のswuファイルができますでしょうか
> > よろしくお願いいたします。
>
> 補足です
>
> podman image コマンドで確認したところ以下のようになっています
> REPOSITORY:docker.io/arm64v8/debian
> TAG :bullseye-slim
正常にコンテナイメージをロードできているように見えます
ちなみにですが、コンテナイメージの名前とswuファイルの名前は関係ありません
コンテナイメージをインターネットからダウンロードするステップ(STEP 1: FROM docker.io/arm64v8/debian:bullseye-slim
の部分)は Generate development swu の最初のステップに過ぎないので、コンテナイメージを手動でダウンロードしたとしても引き続き Generate development swu を実行する必要があります
何かご不明な点等ございましたら遠慮なくお聞きください
よろしくお願いします。
manamana
> コンテナイメージをインターネットからダウンロードするステップ(STEP 1: FROM docker.io/arm64v8/debian:bullseye-slim
の部分)は Generate development swu の最初のステップに過ぎないので、コンテナイメージを手動でダウンロードしたとしても引き続き Generate development swu を実行する必要があります
>
ありがとうございます
Generate development swuを実行しアプリケーションの実行まで進めました。
次に
「App run on Armadillo」で以下のメッセージとなりました。
python3をインストールする必要がありますでしょうか、
あるいはパス設定に問題があるのでしょうか?
よろしくお願いいたします。
/bin/python_lanch: 11 exec: python3: not found
error: python-app-project: Could not start python-app-prohect: 127
podman_start exited with 127
* Terminal will be reused by tasks, press any key to close it
at_shota.shimoyama
はい、Python3をインストールする必要があります
ここからはArmadillo側の操作(シリアルコンソール)になります
まず、/etc/atmark/containers/python-app-project.confというファイルが確認できるかと思いますが、
Armadilloが起動すると自動的に最初にこのファイルが読み込まれて、そのファイルの設定内容でコンテナイメージからコンテナを立ち上げるようになっています。
armadillo:~# cat /etc/atmark/containers/python-app-project.conf (省略) # launch app # /vol_app/src/main.py is launched # see container/resources_python/bin/python_launch set_command python_launch
最初の方を省略していますが、このファイルの一番最後にset_command python_launch
という行があります。このpython_launch
がコンテナが立ち上がった時に最初に実行されるコマンドです
python_launch
というシェルスクリプトの中でPythonを実行させているのですが、
今回、なかば無理やりにコンテナイメージをArmadilloにダウンロードさせたため、
Pythonがインストールされておらず、コンテナがエラー落ちしています
Pythonをインストールするためにコンテナの中に入る必要があるのですが、エラー落ちするとコンテナ内に入れないので、まずは次のようにset_command python_launch
の部分をset_command sleep infinity
に変更してください
armadillo:~# vi /etc/atmark/containers/python-app-project.conf (省略) # launch app # /vol_app/src/main.py is launched # see container/resources_python/bin/python_launch set_command sleep infinity
この後の手順でコンテナイメージを書き換えることになるので、コンテナを起動する前にpodmanのstorageをdiskに変更しておきます
armadillo:~# abos-ctrl podman-storage --disk
その後コンテナを起動しなおします
armadillo:~# podman_start -a
次のコマンドでコンテナの中に入ります
armadillo:~# podman exec -ti python-app-project bash root@deff38203f91:/#
コンテナの中でpython3やpython3-pipをインストールしてください(サイズを抑えるために--no-install-recommendsオプションをつけています)
root@deff38203f91:/# apt update root@deff38203f91:/# apt install python3 python3-pip --no-install-recommends
続けてpipでインストールすることもできますが、デフォルトのプログラム(main.py)だとpipでインストールしないといけないライブラリは無いのでスキップできます
root@deff38203f91:/# pip install [パッケージ名]
コンテナから抜けます
root@deff38203f91:/# exit exit armadillo:~#
コンテナはコンテナイメージから一方向的に作成されるため、コンテナに対する変更内容はコンテナが停止してしまうと失なわれてしまいます。
そのため、コンテナからコンテナイメージを作成して、既存のコンテナイメージを上書きします。
armadillo:~# podman commit python-app-project python-app-project:latest
これでPythonのインストールは完了です
最後に、先ほど変更したset_command sleep infinity
の部分を元のset_command python_launch
に戻してpodman_start -a
でコンテナを起動しなおしてください(もしくはreboot
でも大丈夫です)
インターネットに接続していないABOSDEの環境では、もう「generate development swu」を行う必要がないので、ABOSDE側で行う操作としては、Pythonファイルの編集や「App run on Armadillo」の実行などになります。
「App run on Armadillo」の実行をすると、ABOSDEのプロジェクト内の/app/srcがArmadillo側に自動的に転送されますので、/app/src内を変更するだけであればコンテナイメージを上記のように変更する必要はありません
新たに追加したいaptパッケージやpipパッケージなどがある場合にのみ上記のようにコンテナイメージに対して変更を加えてください
よろしくお願いします
manamana
> 「App run on Armadillo」の実行をすると、ABOSDEのプロジェクト内の/app/srcがArmadillo側に自動的に転送されますので、/app/src内を変更するだけであればコンテナイメージを上記のように変更する必要はありません
>
> 新たに追加したいaptパッケージやpipパッケージなどがある場合にのみ上記のようにコンテナイメージに対して変更を加えてください
>
> よろしくお願いします
指示いただいた内容を一通り実行してpythonをインストールし、reboot後に「App run on Armadillo」を実行しましたが
同様のエラーとなってしまいました。
/bin/python_lanch: 11 exec: python3: not found
error: python-app-project: Could not start python-app-prohect: 127 podman_start exited with 127
* Terminal will be reused by tasks, press any key to close it
確認する方法はございませんでしょうか
よろしくお願いいたします。
at_shota.shimoyama
manamana
> python3: not found
というエラーがでているのでpythonをインストールできていないか、インストール後にコンテナをコンテナイメージとして保存できていないかだと思います。
>
> Armadilloでpodman images
の結果を添付いただけますでしょうか?
> これはArmadillo内に保存されているコンテナイメージの一覧を表示するコマンドです。
> SIZEなどを見ればPythonがインストールされているかどうかがおおよそわかるかもしれません
>
> よろしくお願いします
お世話になっております
podman imagesの結果です
REPOSITORY:localhost/python-app-project
TAG :latest
IMAGE ID :5991ae346f73
CREATED :2hours ago
SIZE :97MB
よろしくお願いいたします。
at_shota.shimoyama
97MBは少ないですね、本来であれば140MBくらいはあるはずなので、やはりpython3をインストールできていないかもしれません
ちなみに、上の手順通りのやり方だとうまくいかないところがありました。申し訳ありません。
set_command python_launch
の部分をset_command sleep infinity
に変更した直後だと
armadillo:~# abos-ctrl podman-storage --disk
を実行してもコンテナエラー落ち&コンテナ再起動の影響でうまくいかないようです。
set_command sleep infinity
に変更した後は、一度
armadillo:~# podman_start -a
を実行してコンテナを起動しなおしてから、
armadillo:~# abos-ctrl podman-storage --disk This command cannot continue with containers running. Stop running containers? Unsaved data will be lost! [y/N] y fa909dfc0eeaceca64005969b899326be8c2c8e9ed8d0835a9553237a866df80 Containers stopped successfully. List of images configured on development storage: REPOSITORY TAG IMAGE ID CREATED SIZE localhost/python-app-project latest e2ec3dd45692 8 days ago 78.5 MB What should we do? ([C]opy (default), [N]othing, [D]elete) C Removing leftover stopped containers... fa909dfc0eeaceca64005969b899326be8c2c8e9ed8d0835a9553237a866df80 Create snapshot of '/mnt/containers_storage' in '/mnt/new_storage' Delete subvolume 347 (no-commit): '/mnt/new_storage' Replacing development images to readonly storage succeeded Podman is in disk mode.
を行って(うまくいくとPodman is in disk mode.
という表示がでます)、再度
armadillo:~# podman_start -a
を実行してコンテナを起動しなおしてください
上記の手順に変えて再度行ってみていただけますでしょうか?
よろしくお願いします
manamana
at_shota.shimoyama
> インストールされたpythonのバージョンが3.9となっているようですが、
> 弊社で開発済みのソフトが全てpython3.8で動作確認しております。
> 可能でありましたら3.9から3.8に変更したいのですが、方法がありますでしょうか
debian bullseyeの場合は公式のリポジトリにあるpythonのバージョンは3.9のみであり、
他のdebianのバージョンで3.8を提供しているものはbusterのバックポートリポジトリしかありません
ですので、元々のコンテナイメージをbullseye-slimからbuster-slimに変えるという方法がありますし、
bullseye-slim上でpython3.8のソースコードをビルドするという方法もあります
ただ、ソースコードをビルドするには300MBくらいのビルド用のaptパッケージをインストールする必要がありますので、
それをするのであれば「bullseye-slim上でpython3.8のソースコードがビルドされた状態」のコンテナイメージを使うという方法のほうがまだ良いかもしれません↓
https://hub.docker.com/layers/library/python/3.8.20-slim-bullseye/image…
こちらであれば、はじめからpython3.8とpipがインストールされた状態ですので、development.swuでコンテナイメージをインストールした直後にapp run on armadilloが動作します
次のコマンドで.tarにしたコンテナイメージを添付いたしましたので、
atmark@atde9:~$ podman pull docker.io/arm64v8/python:3.8.20-slim-bullseye --platform=linux/arm64 atmark@atde9:~$ podman save -o arm64v8_python3_8_20_slim_bullseye.tar docker.io/arm64v8/python:3.8.20-slim-bullseye atmark@atde9:~$ podman pull docker.io/arm64v8/debian:buster-slim --platform=linux/arm64 atmark@atde9:~$ podman save -o arm64v8_buster_slim.tar docker.io/arm64v8/debian:buster-slim
必要な方をloadしてください↓
podman load -i arm64v8_python3_8_20_slim_bullseye.tar podman load -i arm64v8_buster_slim.tar
プロジェクトディレクトリ内のDockerfileの上から2行目
FROM docker.io/${ARCH}/debian:bullseye-slim
が元となるコンテナイメージを指定する行になります
ここを「bullseye-slim上でpython3.8のソースコードがビルドされた状態」のコンテナイメージを使うのであれば
FROM docker.io/${ARCH}/python:3.8.20-slim-bullseye
もしくはbuster-slimを使うのであれば
FROM docker.io/${ARCH}/debian:buster-slim
に変えてGenerate development swuを実行してください
buster-slimの方を使用する場合はpython3.8を手動でインストールする必要があります
debianのバックポートリポジトリからインストールすることになるため少し変わったやり方になるかと思います
インストール方法については「buster python3.8」などでインターネット上を調べてみてください
ちなみにbuster-slimの方でpython3.8をインストールできるかは試していませんが、python:3.8.20-slim-bullseyeの方についてはこちらで動作を確認できています
よろしくお願いします
ファイル | ファイルの説明 |
---|---|
arm64v8_buster_slim.tar | |
arm64v8_python3_8_20_slim_bullseye.tar |
manamana
>
> buster-slimの方を使用する場合はpython3.8を手動でインストールする必要があります
> debianのバックポートリポジトリからインストールすることになるため少し変わったやり方になるかと思います
> インストール方法については「buster python3.8」などでインターネット上を調べてみてください
>
> ちなみにbuster-slimの方でpython3.8をインストールできるかは試していませんが、python:3.8.20-slim-bullseyeの方についてはこちらで動作を確認できています
>
> よろしくお願いします
ありがとうございます。
後ほど、確認させていただきます。
manamana
> >
> > buster-slimの方を使用する場合はpython3.8を手動でインストールする必要があります
> > debianのバックポートリポジトリからインストールすることになるため少し変わったやり方になるかと思います
> > インストール方法については「buster python3.8」などでインターネット上を調べてみてください
> >
> > ちなみにbuster-slimの方でpython3.8をインストールできるかは試していませんが、python:3.8.20-slim-bullseyeの方についてはこちらで動作を確認できています
> >
> > よろしくお願いします
>
> ありがとうございます。
> 後ほど、確認させていただきます。
>
今更ながらすみません
コンテナイメージですが、
マニュアルで特に記載がないものにつきましてはDebianと認識すればよろしいでしょうか
御社のマニュアル(379頁)には「alpineのコンテナイメージをインストールする」
記述があるのですが、こちらのメニューには存在しませんでした。
例えばalpineをインストールしたい場合の対処方法はございますでしょうか
よろしくお願いいたします。
manamana
>
> 今更ながらすみません
> コンテナイメージですが、
> マニュアルで特に記載がないものにつきましてはDebianと認識すればよろしいでしょうか
>
> 御社のマニュアル(379頁)には「alpineのコンテナイメージをインストールする」
> 記述があるのですが、こちらのメニューには存在しませんでした。
> 例えばalpineをインストールしたい場合の対処方法はございますでしょうか
>
> よろしくお願いいたします。
>
もしかするとコンテナイメージのOSはATDE(仮想マシン)に依存するのでしょうか?
マニュアルに記載のURLからダウンロードしたATDEのバージョンですが
Linux atde9 Debian5.10.237-1となっています。
よろしくお願いいたします。
at_shota.shimoyama
コンテナイメージのOSとATDEは依存しないです
プロジェクトディレクトリの中にDockerfile_alpineというファイルがありますので、コンテナイメージとしてalpineを使用する場合にはこちらを使用してください(debianとディレクトリの構成などが異なるため別のDockerfileとして用意しています)
使用方法は簡単で、元々のDockerfileを別の名前(Dockerfile_debianなど)にリネームして、Dockerfile_alpineをDockerfileにリネームしてください
Debianのときと同様、インターネットに接続されていないため、以下の部分はコメントアウトしてください
# Add extra packages to containers/packages.txt #ARG PACKAGES #RUN apk upgrade \ # && apk add --no-cache ${PACKAGES} # Add extra python modules to app/src/requirements.txt #RUN python3 -m pip --no-cache-dir install --break-system-packages -r requirements.txt
alpineのコンテナイメージを添付いたしますので、podman load
で添付したコンテナイメージをダウンロードしてください
あとはDebianのときと同様、Generate development swuを実行してください
よろしくお願いします
ファイル | ファイルの説明 |
---|---|
arm64v8_alpine_3_22.tar |
at_shota.shimoyama
2025年7月9日 15時56分
アットマークテクノの下山です。
スタンドアロン環境がインターネットに接続されていないということを意味するものでしたら、申し訳ありませんが VS Codeによる開発に支障がでます。
インターネットに接続した状態でないと実施できない手順として例えば以下が挙げられます
・弊社が提供しているプロジェクトのテンプレートを元にプロジェクトを作成(C New Project や Python New Projectなど)
・コンテナイメージを作成する際に必要な、元になるコンテナイメージ(alpineやdebianなど)の取得
・弊社が提供しているソフト(mkswuやat-dtwebなど)のアップデート
開発を円滑に進めるために、開発用ホストPCをインターネットに接続できるようにしておくことを推奨いたします。
ちなみに、Windows10であることについては問題ございません
よろしくお願いします。