yorikasa
2025年7月29日 11時56分
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製品型番:AG6221
ABOSバージョン:3.21.3-at.14
カーネルバージョン:Linux armadillo 5.10.238-0-at #1-Alpine Tue Jun 24 04:34:00 UTC 2025 armv7l Linux
3G/LTE モジュール情報 (Debianのみ):
その他:
ABOS-Webのバージョン:Version: 1.9.0
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ABOS-WebのNTP設定画面にある「デフォルトに戻す」ボタンの挙動について質問させていただきます。
このボタンを押した際に実行されるのは、下記のどれの状態に戻るのが期待なのでしょうか?
1.ABOS Webの内部で持っている初期値(恐らく「pool pool.ntp.org iburst」と「10 pool.ntp.org」)に戻る。
2.initial_setupを実行した直後の状態に戻る。
※仮に「/etc/chrony/conf.d/」へ「initstepslew.confおよびservers.conf」が、配置されていなかった場合、設定ファイルは削除されますか?
ボタンの挙動とは少々異なる質問になってしまうのですが、下記について教えてください。
「/etc/chrony/conf.d/」へ「initstepslew.confおよびservers.conf」を配置していない場合、
NTP設定画面には何も表示されない(空欄)となる認識だったのですが、
必ず「pool pool.ntp.org iburst」と「10 pool.ntp.org」が設定されているようです。
こちら、ファイルが無ければ何も表示されない(空欄)とするようなことはできないのでしょうか?
コメント
yorikasa
マルティネ
お世話になっております。
> デフォルトの設定は ABOS Web が持ってなくて、/lib/chrony.conf.d/{servers,initstepslew}.conf の値が適用されます。
> 具体的に、 /etc/chony/conf.d と /etc/atmark/chrony.conf.d (古いバージョンのカスタム設定ディレクトリ)のファイルを削除しているだけです。
「/lib/chrony.conf.d/{servers,initstepslew}.conf」が参照されている点について私の理解不足でした。
上記ディレクトリに設定ファイルが存在しており、設定内容についても、ABOS Webで表示されている内容と一致していることを確認しました。
ありがとうございました。
> デフォルト設定を変更したい場合は、/lib/chrony.conf.d のファイルを変更して persist_file -P で変更可能ですが、NTP 設定に限らず reset-default 機能でも abos-web で設定可能な値をすべてリセットする設計です(abos-web のトークンとパスワード以外)。
> こちらの実装で reset 機能をエンドユーザーに提供して、デフォルト以外の設定を維持したい場合はコンテナ起動時に設定を確認して必要な場合に変更するように推奨しています。
デフォルト設定の変更について承知いたしました。
> こちらについては再現できませんでした。
> 空のファイルを設置する場合は空欄になりますが、ファイルがない場合は /lib/chrony.conf.d からデフォルトの値を取得するはずです。
>
> 再現したときに以下のファイルの有無を確認していただけますか?
申し訳ございません。
上記記載させていただきました通り、「/lib/chrony.conf.d/{servers,initstepslew}.conf」が存在していたため、こちらの内容が設定されていたようです。
試しに、/lib/chrony.conf.d からサーバーの設定を削除したところ、空欄の状態で表示されました。
at_dominique.m…
2025年7月29日 13時16分
マルティネです。
> ABOS-WebのNTP設定画面にある「デフォルトに戻す」ボタンの挙動について質問させていただきます。
> このボタンを押した際に実行されるのは、下記のどれの状態に戻るのが期待なのでしょうか?
>
> 1.ABOS Webの内部で持っている初期値(恐らく「pool pool.ntp.org iburst」と「10 pool.ntp.org」)に戻る。
> 2.initial_setupを実行した直後の状態に戻る。
> ※仮に「/etc/chrony/conf.d/」へ「initstepslew.confおよびservers.conf」が、配置されていなかった場合、設定ファイルは削除されますか?
デフォルトの設定は ABOS Web が持ってなくて、/lib/chrony.conf.d/{servers,initstepslew}.conf の値が適用されます。
具体的に、 /etc/chony/conf.d と /etc/atmark/chrony.conf.d (古いバージョンのカスタム設定ディレクトリ)のファイルを削除しているだけです。
デフォルト設定を変更したい場合は、/lib/chrony.conf.d のファイルを変更して persist_file -P で変更可能ですが、NTP 設定に限らず reset-default 機能でも abos-web で設定可能な値をすべてリセットする設計です(abos-web のトークンとパスワード以外)。
こちらの実装で reset 機能をエンドユーザーに提供して、デフォルト以外の設定を維持したい場合はコンテナ起動時に設定を確認して必要な場合に変更するように推奨しています。
ちなみに、期待ではなく、実装の話ですが、ABOS Webで設定を行うとほとんどの場合に /var/log/messages に実行したコマンドが残りますので、こちらで確認可能です。ntp のデフォルト設定の場合は以下のコマンドになります:
> 「/etc/chrony/conf.d/」へ「initstepslew.confおよびservers.conf」を配置していない場合、
> NTP設定画面には何も表示されない(空欄)となる認識だったのですが、
> 必ず「pool pool.ntp.org iburst」と「10 pool.ntp.org」が設定されているようです。
> こちら、ファイルが無ければ何も表示されない(空欄)とするようなことはできないのでしょうか?
こちらについては再現できませんでした。
空のファイルを設置する場合は空欄になりますが、ファイルがない場合は /lib/chrony.conf.d からデフォルトの値を取得するはずです。
再現したときに以下のファイルの有無を確認していただけますか?
よろしくお願いします