maeda7690
2025年8月5日 18時52分
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製品型番:
Debian/ABOSバージョン:abos-base-2.18-r0 armv7
カーネルバージョン:armadillo 5.10.238-0-at
3G/LTE モジュール情報 (Debianのみ):
その他:
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お世話になっております。
前田と申します。
Armadillo-610でSPIの動作検証をするため、下記の手順でSPIを有効化しようとしたのですが、
/etc/spidev0.0が作成されませんでした。
手順に誤りがあるでしょうか?
尚、Armadillo-610の開発セットを使用しています。
①インストールイメージ(baseos-600-installer-3.21.3-at.14.img)をダウンロードし、SDに書き込み
②①のインストーラで610インストール
③initial_setup.swuを610にインストール
④ATDEでカーネルソース(linux-at-a6-5.10.238-r0.tar)をダウンロートし、make実行
⑤at-dtwebでspiとuartを追加(ecspi[57~60]、uart1[83,85])しSave
⑥~/mkswu/at-dtweb-Armadillo-610で、at-dtweb.swuを作成
⑦at-dtweb.swuを610にインストール
⑧/dev/spidev0.0が作成されず。dmesgで下記のログを確認
[ 10.314932] spidev: module verification failed: signature and/or required key missing - tainting kernel
モジュールの問題かと思い、作成しなおしたkernel.swuをインストールしましたが同じ結果でした。
何か手順間違いなどがあるでしょうか?
以上、よろしくお願いします。
コメント
at_dominique.m…
マルティネです。
> at-dtwebで作成されるarmadillo-610-at-dtweb.dtsの
> spidev1_0:spi@0のcompatibleを
> "spidev"から"rohm,dh2228fv"に変更しました。
申し訳ございません、 linux 5.10.235 と 5.10.236 の間に compatible=spidev でデバイスが生成されなくなったようです。
修正します。
また、修正しても「buggy DT: spidev listed directly in DT」のワーニングが昔からありますので、
at-dtweb の compatible rohm,dh2228fv への変更も行います。
報告ありがとうございました、大変失礼いたしました。
> 相変わらず、dmesgにはspidevの"module verification failes”は出ていますが、
> とりあえずこれで使ってみます。
こちらのメッセージはカーネルビルド時にモジュールを署名してないという注意だけで、無視していただいた問題ありません。
一般的には関係ない問題ですが、セキュアブートの改善の一つとしてついでに修正します。
これからもよろしくお願いします
maeda7690
maeda7690
2025年8月6日 10時42分
自己解決しました。
at-dtwebで作成されるarmadillo-610-at-dtweb.dtsの
spidev1_0:spi@0のcompatibleを
"spidev"から"rohm,dh2228fv"に変更しました。
make ARCH=arm CROSS_COMPILE=arm-linux-gnueabihf- dtbs
でWARNNINGが出ましたが、dtboは出来ていたので、swuを作成。
インストールすると/dev/spidev0.0が作成されました。
相変わらず、dmesgにはspidevの"module verification failes”は出ていますが、
とりあえずこれで使ってみます。