Armadilloフォーラム

インストールディスクがWindows11 で認識されない

takamura.eiji

2025年9月18日 10時35分

==========
製品型番:AG9130-C03D0
Debian/ABOSバージョン:v3.22.1-at.4
=========

下記の記載がありましたので、WindowsPCにインストールディスクを挿して第2パーティションにアクセス可能な認識なのですが、
Windows 10 ではドライブ認識できましたが、Windows 11 だとドライブ認識しませんでした。
(コンピュータの管理から見るとディスク情報はでてくるので完全に認識していないわけではなさそうです)

https://manual.atmark-techno.com/armadillo-iot-a9e/armadillo-iotg-a9e_p…
> インストールディスクの第1パーティションはbtrfs、第2パーティションはexfatでフォーマットされているため、
> 第2パーティションのみWindows PCでもマウントして読み書きすることができます。
> 製造担当者が installer_overrides.sh を記述する場合に、仮にWindows PCしか作業環境がない場合でも、
> 第2パーティションを作成しておくことで作業を行なうことができるというメリットもあります。

原因は判りますでしょうか?

コメント

at_shota.shimoyama

2025年9月18日 14時59分

アットマークテクノの下山です。

ファイルシステムは
第1パーティション:btrfs
第2パーティション:exFAT
なのですが、パーティションのタイプはどちらも Linux filesystem(0FC63DAF-8483-4772-8E79-3D69D8477DE4)でパーティションを作成しています。
Windows10ではこれでもドライブとして認識してくれるので問題にはならなかったのですが、動かしてみた限り、Windows11ではパーティションのタイプがLinux filesystemだとドライブとして認識してくれないようです。

Microsoftのページだと既定でマウントされるパーティションのタイプは Microsoft basic data(EBD0A0A2-B9E5-4433-87C0-68B6B72699C7)
のみとは記載されているのですが、Windows10とWindows11の違いについての明確な記述は見当たりませんでした。
https://learn.microsoft.com/ja-jp/windows-hardware/manufacture/desktop/… の「Windowsによって既定でマウントされるパーティション」

いずれにせよ、第2パーティションをタイプ Microsoft basic data で作成するように変更すると、Windows11でもドライブとして認識するようになりましたので、来週の9/24予定の製品アップデートで修正したいと思います。
ご不便をおかけしてすみません。また、ご報告いただきありがとうございました。

ちなみに、変更自体は大きいものではなく、

armadillo:~# vi /usr/libexec/abos-ctrl/make_installer.sh

497行目あたりの以下の行、

			${user_partition:+--new "2:$((part_end +1)):" -c 2:install_data} 

を以下に変更いただければ、製品アップデートを待たなくても、すぐにWindows11で第2パーティションにアクセス可能になるはずです。

			${user_partition:+--new "2:$((part_end +1)):" -c 2:install_data -t 2:0700} 

よろしくお願いします。