Armadilloフォーラム

SW2によるi.MX7Dualの電源制御を行わない

takuya.murasugi

2017年8月25日 13時21分

お世話になります。村杉と申します。

armadillo-iotg-g3l_product_manual_ja-1.2.1.pdfの
「14. i.MX7Dualの電源制御」の「14.2. ユーザスイッチ(SW2)の操作による制御」を
無効化する方法などありますでしょうか?

具体的には
Linux起動中のSW2押下(10秒)による電源OFFと
Linux停止中のSW2押下による電源ONを無効化したいと
考えています。

よろしくお願いいたします。

以上

コメント

at_takumi.ando

2017年8月31日 11時08分

安藤です。

以下のコマンドで、SW2押下による電源の制御を無効にすることが出来ます。

root@armadillo:~# systemctl stop input-poweroffd.service     // デーモンの停止
root@armadillo:~# systemctl disable input-poweroffd.service  // デーモンの無効化

また、再度有効にするには以下のコマンドを実行して下さい。

root@armadillo:~# systemctl start input-poweroffd.service    // デーモンの起動
root@armadillo:~# systemctl enable input-poweroffd.service   // デーモンの有効化

at_takumi.ando

2017年8月31日 13時07分

安藤です。

ごめんなさい、少し訂正します。

先に紹介したコマンドでは、SW2押下(10秒)による電源OFFは無効になりますが、
SW2押下による電源ONは無効にできません。

root@armadillo:~# systemctl stop input-poweroffd.service     // デーモンの停止
root@armadillo:~# systemctl disable input-poweroffd.service  // デーモンの無効化

例えば、poweroffコマンドでi.MX7Dualの電源をOFFにした場合は、SW2の押下で
再度電源がONになってしまいます。

SW2はBMIC(Board Management IC)に接続されており、i.MX7Dualが停止している状態でSW2が押下されると
BMICはi.MX7Dualの電源をONにするハードウェア設計となっています。
ソフトウェア制御ではないため、SW2押下による電源ONは無効にすることができません。

takuya.murasugi

2017年9月5日 11時12分

安藤様

村杉と申します。

ご回答ありがとうございます。

root@armadillo:~# systemctl stop input-poweroffd.service     // デーモンの停止
root@armadillo:~# systemctl disable input-poweroffd.service  // デーモンの無効化

上記手順にて
SW2による電源OFFを無効化出来ることを確認できました。

> 先に紹介したコマンドでは、SW2押下(10秒)による電源OFFは無効になりますが、
> SW2押下による電源ONは無効にできません。
> 例えば、poweroffコマンドでi.MX7Dualの電源をOFFにした場合は、SW2の押下で
> 再度電源がONになってしまいます。
> SW2はBMIC(Board Management IC)に接続されており、i.MX7Dualが停止している状態でSW2が押下されると
> BMICはi.MX7Dualの電源をONにするハードウェア設計となっています。
> ソフトウェア制御ではないため、SW2押下による電源ONは無効にすることができません。

承知いたしました。

ありがとうございました。

以上