y-matou
2019年8月27日 13時48分
Armadillo-IoTゲートウェイG3 M1-Dモデル(AGX3142-D00Z)を用いて、docomoのSIMカードで3G通信を行おうとしてます。
"Armadillo-IoT ゲートウェイ G3 製品マニュアル"の"6.2.6. 3G/LTE"に従い、
APN、ユーザ名、パスワードを指定してコネクションを作成し接続を行っているのですが、
うまく3G接続が確立できずにいます。
ModemManagerのログ出力をDEBUGとした状態でsyslogを確認しますと、
"AT+CREG?"の応答が"CREG: 2,0"となっており、ネットワークの登録確認でタイムアウトしています。
(添付ファイル syslog.txt)
以下のSIMカードを使用しています。
UNO SIM 3G microSIM
マニュアルに従い、認識されているモデムの一覧を取得しますと、マニュアルの例のように表示されましたので、
3G/LTEモジュール、SIMは認識されていると思います。
(添付ファイル mmcli.txt)
また、フォーラムに投稿されていた(https://users.atmark-techno.com/forum/armadillo/3700)と
現象が似ていた為、試しに、"gsm.network-id 44010"の指定をコネクション作成時に追加しオペレータをマニュアルで指定してみました。
しかし、'AT+COPS=1,2,"44010"でオペレータの指定のコマンドは実行されているのですが、結果が"+CME ERROR: 30"となってしまい、
3G接続はできませんでした。
(添付ファイル syslog_gsm_network-id_44010.txt)
docomoのSIMカードにて3G接続をするにあたり、何か追加で行う作業等ございましたら
教えて頂きたく思います。
ファイル | ファイルの説明 |
---|---|
syslog.txt | |
mmcli.txt | |
syslog_gsm_network-id_44010.txt |
コメント
y-matou
ご回答頂きありがとうございます。
以下、確認しましたので報告致します。
1) アンテナの接続
→再度確認しましたが、特に問題ありませんでした。
また、この状態で試しに使用した別のLTE SIMでは接続できたことから問題ないと考えられます。
2) APN、ユーザー名、パスワードが正しいか
→/etc/NetworkManager/system-connections/gsm-ttyUSB2の中身を確認したところ、
APN、ユーザ名、パスワードは正しく登録できていました。
3) ご利用のSIMのアクティベーションが完了しているか
→使用している3GのSIMは別のルータで使用していたものなので、アクティベーションは完了していると思います。
ご提示頂いたATコマンドの結果は以下になります。
・AT+CSQ
+CSQ: 17,99 OK
RSSIが2~30の範囲内なので、電波環境は問題ないと思います。
・AT+COPS=?
+COPS: (0,"SoftBank","SoftBank","44020",7),(0,"SoftBank","SoftBank","44020",2),(0,"441 00","441 00","44100",7),(0,"440 00","440 00","44000",7),(0,"JP DOCOMO","DOCOMO","44010",7),(0,"440 05","440 05","44005",7),(0,"JP DOCOMO","DOCOMO","44010",2),(0,"440 52","440 52","44052",7),(0,"KDDI","KDDI","44051",7),(0,"440 53","440 53","44053",7),(0,"KDDI","KDDI","44050",7),,(0-4),(0-2) OK
基地局の一覧も取得できました。
使用しているSIMは「3G」のSIMで、Armadillo-IoT G3に搭載されている通信モジュールは
「3G/LTE 通信モジュール」となっていますので、3G通信もできるとの認識ですが、誤りはないでしょうか?
at_mitsuhiro.yoshida
2019年8月28日 16時01分
吉田です。
mmcli -m 0の結果のうち
となっていますので、電波強度が0の状態になっています。
以下を確認頂けますでしょうか?
1) アンテナの接続
2) APN、ユーザー名、パスワードが正しいか
3) ご利用のSIMのアクティベーションが完了しているか
また、以下の手順でATコマンドの内容を確認頂けますでしょうか?
[1] connection-recoverとModemManagerを停止します
[2]cuコマンドで/dev/ttyUSB2に接続します
[3]cu接続後、以下のコマンドの応答結果を確認して下さい
AT+CSQコマンドが電波強度の確認で、
AT+COPS=?コマンドは見えている基地局の一覧を表示します(結果が表示されるまで数十秒かかることがあります)。
[4]確認後は~.でcuから抜けることが出来ます。
[5]確認後、ModemManagerとconnection-recoverを再起動する場合は、以下のコマンドを入力します