Armadilloフォーラム

WLAN_PWREN ピンアサインの変更

minoru.suganuma

2020年5月1日 13時31分

お世話になります。
armadillo-610でWLAN(AWL13)を使用する場合
CN2のPIN93にWLAN_PWRENを設定しますが、PIN93、PIN94の
UART3_RX,TXを使用したいのですが、WLAN_PWRENを他のピンに
変更する事は可能でしょうか。(他のUARTも使用している為
93,94のUART3を使う必要があります)
他のGPIOを使用し制御すればそれで良いのでしょうか。

情報がございましたらご教示頂けると幸いです。

よろしくお願いいたします。

コメント

> 他のGPIOを使用し制御すればそれで良いのでしょうか。

ただのGPIOなので、GPIOになるのであればどこでもいいです。
都合の良いピンはありますか?

minoru.suganuma

2020年5月1日 14時36分

> > 他のGPIOを使用し制御すればそれで良いのでしょうか。
>
> ただのGPIOなので、GPIOになるのであればどこでもいいです。
> 都合の良いピンはありますか?

回答ありがとうございます。
空きGPIOはありますので、適当な所を使用します。

ちなみに元のWLAN_PWREN信号はどのようなタイミングで
ON/OFFされるのでしょうか。

よろしくお願いいたします。

> ちなみに元のWLAN_PWREN信号はどのようなタイミングで
> ON/OFFされるのでしょうか。
デバイスドライバがattatchされたときに500msの間アサートします。

linux-4.14-at/arch/arm/boot/dts/armadillo-610-extboard-eva-common.dtsi
の81行目以降ででgpioの割当とタイミングを指定しているので、GPIOの割当だけ
変更するのが簡単です。下記二箇所の書き換えが必要です。

1つめは、resetにつかうGPIOの指定が必要です。こちらを書き換え
> reset-gpios = <&gpio1 25 GPIO_ACTIVE_LOW>;

2つめは、ピンの機能をGPIOに切り替える必要があり、
&pinctrl_wlan_pwrenの定義を変更するので123行目の定義を変えます。
MX6UL_PAD_UART3_RX_DATA__GPIO1_IO25 を任意のピンに置き換えます。

このマクロの名前はimx6ul-pinfunc.hとimx6ull-pinfunc.hから候補を探してください。
MX6UL_PAD_UART3_RX_DATA__GPIO1_IO25 意味は
文字列の前半が標準でピンに割当てられている機能で、後半が割りあてたい機能です。

minoru.suganuma

2020年5月1日 15時06分

丁寧な説明有難う御座います。

ご教示頂きました内容で変更したいと思います。
お忙しい所お手数お掛けいたしました。

以上

> > ちなみに元のWLAN_PWREN信号はどのようなタイミングで
> > ON/OFFされるのでしょうか。
> デバイスドライバがattatchされたときに500msの間アサートします。
>
> linux-4.14-at/arch/arm/boot/dts/armadillo-610-extboard-eva-common.dtsi
> の81行目以降ででgpioの割当とタイミングを指定しているので、GPIOの割当だけ
> 変更するのが簡単です。下記二箇所の書き換えが必要です。
>
> 1つめは、resetにつかうGPIOの指定が必要です。こちらを書き換え
> > reset-gpios = <&gpio1 25 GPIO_ACTIVE_LOW>;
>
> 2つめは、ピンの機能をGPIOに切り替える必要があり、
> &pinctrl_wlan_pwrenの定義を変更するので123行目の定義を変えます。
> MX6UL_PAD_UART3_RX_DATA__GPIO1_IO25 を任意のピンに置き換えます。
>
> このマクロの名前はimx6ul-pinfunc.hとimx6ull-pinfunc.hから候補を探してください。
> MX6UL_PAD_UART3_RX_DATA__GPIO1_IO25 意味は
> 文字列の前半が標準でピンに割当てられている機能で、後半が割りあてたい機能です。
>