Howto

netflashを使ってイメージを書換える

netflashを使用すると、ネットワークからイメージをダウンロードしてFlashを書換えることができます。(Hermitで書換えるより高速です)
(※ 2004/06/10 以降のバージョンでは、デフォルトでnetflashが有効になっています)

1. netflashの作成

開発用PCで、uClinux-distディレクトリに移動後、make menuconfig とコマンド入力してコンフィギュレーション画面を起動します。

画面の起動後

 [ ] Customize Vendor/User Settings (NEW)

をチェックして保存・終了します。

次に起動した画面で、

 Flash Tools  --->
   [ ] netflash

を選択して保存・終了します。

make コマンドを実行すると、netflashを含んだイメージ(uClinux-dist/images/image.bin)が作成されます。

2. Hermitによるイメージの書換え

「イメージの書き換え手順」を参照して、作成したイメージでFlashを書換えて下さい。

Armadillo-Jを再起動すると netflash が使用できる状態になります。

3. netflashによるイメージの書換え

最初に書換えるイメージをwebサーバ上のアクセス可能な場所に置きます。 ここでは recover.img を http://www.hoge.mynet/armadillo-j/recover.img においた場合を例にして説明します。

 [armadillo ~]# netflash -n -r /dev/mtdblock2 http://www.hoge.mynet/armadillo-j/recover.img
 netflash killing tasks...

(※ 2004/06/10 以降のバージョンでは以下のようにコマンドを入力します)

 [armadillo ~]# netflash -n http://www.hoge.mynet/armadillo-j/recover.img
 netflash killing tasks...