at_shinya.matsumoto
2024年11月29日 16時45分
Armadillo Base OSにおいてアップデートする際のA面/B面の書き換えについて説明します。
2面化について
Armadillo Base OSでは、アップデートする際にArmadillo Base OS、ブートローダー、コンテナ(アプリケーション)を
2面化して保存します。それにより、アップデート失敗時にロールバックができる仕組みとなっています。
《補足》
Armadillo Base OSとブートローダーはパーティションを分けて物理的に2面化していますが、コンテナについては
A面・B面で容量を共有出来る様ソフトウェア的に2面化しています。
アップデート時の書き換え
A面で動作している際にアップデートを実行すると、B面にアップデートを書き込み、B面で動作している場合は
A面に書き込みます。
例えば、コンテナだけ、Armadillo Base OSだけを書き込んだ場合には下記の様に現在の状態がそのまま書き込まれ、
必ず各バージョンで齟齬が起きないようになっています。
コンテナだけを書き換えた場合は以下の様に、現在のバージョンがコピーされるようになります。
Armadillo Base OSだけ書き換えた場合も同様にそれ以外のコンテナ、ブートローダーはコピーされます。
※ブートローダーのみ書き換えた場合も同様
以上となります。