必要なもの
- Armadillo-IoTゲートウェイ A6E 本体
- LTE用外付けアンテナ
- USB(A オス-microB)ケーブル
- ACアダプタ
- 作業用 PC
- ネットワーク環境
手順
Armadillo-IoTゲートウェイ A6E にログインし、コマンドを実行すると正規認証ファイルが生成されます。そのファイルをSCPコマンドを使って、ATDEに転送します。
1. ATDEの起動
「Armadillo-IoTゲートウェイ A6E 製品マニュアル」の「Armadillo の電源を入れる前に」を参照し、作業用 PC で ATDE を起動してください。
2. SSHサーバーのインストール
ATDE に SSHサーバーをインストールします。
[ATDE ~]$ sudo apt-get update
[ATDE ~]$ sudo apt-get install -y openssh-server
[ATDE ~]$
3. Armadillo-IoTゲートウェイ A6Eとの接続
「Armadillo-IoTゲートウェイ A6E 製品マニュアル」の「Armadillo の電源を入れる前に」を参照し、ATDE を起動した作業用 PC と Armadillo-IoTゲートウェイ A6E を シリアルクロスケーブルで接続してください。
4. ログイン
ATDE で minicom を立ち上げて、Armadillo-IoTゲートウェイ A6E に root ユーザーでログインします。
デバイスファイル名 ( /dev/ttyUSB0 )は、ご使用の環境により ttyUSB1 や ttyS0、ttyS1 などになる場合があります。Armadillo-IoTゲートウェイ A6E に接続されているシリアルポートのデバイスファイルを指定してください。
[ATDE ~]$ LANG=C minicom --noinit --wrap --device /dev/ttyUSB0
armadillo login: root
Password:
[armadillo ~]#
5. 正規認証ファイルの作成
"get-board-info"を実行して正規認証ファイル(board-info.txt)を作成します。
[armadillo ~]# apk add get-board-info
[armadillo ~]# get-board-info
output authorized certification file to board-info.txt
[armadillo ~]# ls board-info.txt
board-info.txt
7. 正規認証ファイルの転送
SCPコマンドを使用して、Armadillo-IoTゲートウェイ A6EからATDEにboard-info.txtを転送します。 ユーザーはATDEにデフォルトで設定されているatmarkユーザーを使用します。
[armadillo ~]# scp board-info.txt atmark@[ATDEのIPアドレス]:/home/atmark/
8. 正規認証ファイルの転送の確認
minicom を終了させ、ATDEのコンソールに戻ります。 ダウンロードしたファイルのサイズが 775バイトである事を確認してください。
[ATDE ~]$ cd ~/
[ATDE ~]$ ls -l board-info.txt
-rw-r--r-- 1 atmark atmark 775 4月 9 16:20 board-info.txt
取得した正規認証ファイルを「Armadillo-IoTゲートウェイ A6E 購入製品登録」ページの「正規認証ファイル」欄に アップロードしてください。